評価者訓練の記録表(Excel・無料)
評価者ごとに、付けた平均点と全体との差を並べて甘辛を数で出すお手本です。7人ぶんを記入済みで、**差が0.6点以上の2人**と、5段階のうち2種類しか使っていない1人を残してあります。合計と平均は数式です。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-04
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ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- 評価のばらつきを直したい人事担当者
- 上司によって点が違うと言われている会社の管理部門
- 評価者研修をやったが効いたか分からない経営者
- 評価会議で調整に時間がかかっている管理職
どのような場面で使いますか
同じ働きなのに上司によって点が違うと言われるときに使います。お手本では評価者ごとの平均点を並べ、**「全体平均」の出し方が2通りあって別の数になること**まで書いてあります。訓練の受講と次にやることも記入済みです。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- 評価者ごとのばらつき(7行・8列の記入例つき)
- 列は 評価者/所属/評価した人数/付けた平均点/全体との差/5段階の使い方/訓練の受講/次にやること
- ずれの大きさの定義 4段階(差が0.2点以内/差が0.3〜0.5点/差が0.6点以上/理由が書けない)
- 使い方 6段階(集める/出す/分ける/直す/訓練する/見る)
- 進み方とよみ方 5件(数だけでなく、そこから読めることまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(そのときに何をするか)
- 合計欄は数式で入っているので、行を足し引きしても合計が付いてきます
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 評価者訓練の記録表 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|評価者訓練の記録表を、誰がいつ書いて何に使うかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | 集める | 評価が出た月 | 人事担当者 | 評価者ごとに、付けた点を全部集める。**人数の少ない評価者も入れる** | 評価者ごとのばらつき |
| 6 | 出す | 評価が出た月 | 人事担当者 | 評価者ごとの平均点と、全体平均との差を出す。合計と平均は数式で出る | 評価者ごとのばらつき |
| 7 | 分ける | 評価が出た月 | 人事担当者 | ずれの大きさで4段階に分ける。0.6点以上を先に拾う | ずれの大きさ |
| 8 | 直す | 評価会議の前 | 人事 → 評価者 | 0.6点以上の評価者と、点の理由を確かめる。**点を動かす前に理由を聞く** | 次の打ち手 |
| 9 | 訓練する | 年1回 | 人事担当者 | 同じ事例に全員で点を付けさせて、差を見る。座学だけにしない | 次の打ち手 |
| 10 | 見る | 次の期 | 人事担当者 | 訓練を受けた評価者の差が縮んだかを見る。縮まないなら訓練の中身を変える | 進み方とよみ方 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 評価者訓練の記録表 見るところ | |||
| 2 | 育成板|ずれは4段階で見ます。**0.3〜0.5点は訓練で戻る範囲です。**0.6点以上は付け方そのものを直す必要があります。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | ずれの大きさ | 何を指すか | どういう状態か | どこで線を引くか |
| 5 | そろっている | 差が0.2点以内 | 付けた平均が全体と近く、点の理由も書けている | 全体平均との差で見る。0.2点以内 |
| 6 | やや甘い・やや辛い | 差が0.3〜0.5点 | 傾向はあるが理由が書けている。訓練で戻る範囲 | 差が0.3〜0.5点。分布は3種類以上使えている |
| 7 | 甘い・辛い | 差が0.6点以上 | 明らかに偏っている。5段階の一部しか使っていないことが多い | 差が0.6点以上、または5段階の使い方が2種類以下 |
| 8 | 説明できない | 理由が書けない | 点は付いているが、なぜその点かを本人が説明できない | 点の理由の欄が空欄か一言だけの割合で見る |
| A | B | C | D | E | F | G | H | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 評価者訓練の記録表 評価者ごとのばらつき | |||||||
| 2 | 育成板|7人ぶんの記入例です。全体との差は、人数で重み付けした全体平均3.6点との差です。一番下の平均は評価者ごとの平均をそのまま平均した数で、別の出し方です。 | |||||||
| 3 | ||||||||
| 4 | 評価者 | 所属 | 評価した人数 | 付けた平均点 | 全体との差 | 5段階の使い方 | 訓練の受講 | 次にやること |
| 5 | 工場長 | 製造部 | 12 | 3.9 | 0.3 | 3〜5だけ。2以下を付けていない | 2026-05 | 2以下を付けるときの書き方を確かめる |
| 6 | 製造第一課長 | 製造第一課 | 5 | 3.4 | -0.2 | 2〜5を使っている | 2026-05 | — |
| 7 | 製造第二課長 | 製造第二課 | 6 | 2.9 | -0.7 | **1〜3だけ。4以上を付けていない** | 未受講 | **訓練を受ける。差が0.7点で最も大きい** |
| 8 | 物流課長 | 物流課 | 7 | 3.6 | 0.0 | 2〜5を使っている | 2026-05 | — |
| 9 | 営業部長 | 営業部 | 4 | 4.2 | 0.6 | **4と5だけ。3以下が1件も無い** | 2026-05 | 分布の付け方をもう一度確かめる |
| 10 | 総務課長 | 総務課 | 3 | 3.5 | -0.1 | 3〜4のみ。評価した人数が3人で分布が出ない | 2026-05 | 人数が増えるまで差だけで見る |
| 11 | 店舗運営部長 | 店舗運営 | 5 | 3.5 | -0.1 | 2〜5を使っている | 未受講 | 訓練を受ける |
| 12 | 全体 | 42 | 3.6 | |||||
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 評価者訓練の記録表 進み方とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 全体との差が0.6点以上の評価者 | 2人 | 製造第二課長(-0.7点)と営業部長(+0.6点)です。片方が辛く、片方が甘い形です。 | **同じ働きの人が、上司が違うだけで1点以上変わります。**昇給額が変わり、異動のときに矛盾が出ます。 |
| 6 | 5段階のうち2種類以下しか使っていない評価者 | 1人 | 営業部長です。4と5だけで、3以下を1件も付けていません。 | 分布が2種類だと、点を付けたことにはなりますが差が付きません。評価会議で調整のしようがありません。 |
| 7 | 訓練を未受講の評価者 | 2人 | 製造第二課長と店舗運営部長です。差が最も大きい評価者が未受講のままです。 | 未受講のまま評価を続けると、次の期も同じずれが出ます。**ずれは本人には見えていません。** |
| 8 | 評価した人数が3人以下の評価者 | 1人 | 総務課長です。3人では分布が出ないので、差だけで見る形にしてあります。 | 人数が少ない評価者に分布のばらつきを求めると、誤った指摘になります。人数を先に見ます。 |
| 9 | 全体平均の出し方 | 3.6点 | 人数で重み付けした平均が3.6点、評価者ごとの平均をそのまま平均した数も3.6点で、今回は一致しました。 | **人数の偏りが大きい年は、この2つが別の数になります。**どちらで差を出したかを毎年そろえてください。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 評価者訓練の記録表 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|偏りや放置が見つかったときに何をするかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 全体との差が0.6点以上の評価者がいる | 訓練を受けさせます。**点を動かす前に、なぜその点かを本人に説明させます。**理由を聞かずに動かすと次も同じずれが出ます。 | このシートと評価の基準の資料 | 評価会議の前 | 次の期に同じ評価者の差が0.5点以内に縮んだか |
| 6 | 5段階のうち2種類以下しか使っていない | 同じ事例に全員で点を付けさせ、他の評価者との差をその場で見せます。数で見せないと直りません。 | 評価者訓練の事例集 | 年1回 | 次の期に3種類以上の点を使ったか |
| 7 | 訓練を未受講の評価者がいる | 評価を付ける前に受けさせます。付けたあとに受けても、その期の点は直りません。 | 年間教育計画・実績表(記入例) | 評価の前 | 評価者全員の受講日が入っているか |
| 8 | 評価した人数が3人以下の評価者がいる | 分布での指摘をやめて、差だけで見ます。人数が少ない評価者に分布のばらつきを求めないでください。 | このシート | 評価が出た月 | 人数3人以下の評価者に分布の指摘をしていないか |
| 9 | 全体平均の出し方が年によって違う | どちらで出すかを決めて書き残します。出し方が変わると、差が縮んだのか出し方が変わっただけなのか分かりません。 | このシートのおもて書き | 制度を作るとき | 全体平均の出し方が書き残されているか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的な評価者ごとの点の付け方のずれをもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 評価者ごとのばらつきは、評価を受けた本人の点が並ぶ資料から作ります。個人の点が読み取れる形で評価者へ配らないでください。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 見るところ / 本体 / 進み方とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 15KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 242KB |
| 更新日 | 2026-09-04 |
使い方
- まず評価者ごとに、付けた点を全部集めます。**人数の少ない評価者も入れてください。**外すと全体平均が動きます。
- 評価者ごとの平均点と、全体平均との差を出します。合計と平均は数式で入っています。
- **全体平均の出し方を決めます。**人数で重み付けするか、評価者ごとの平均をそのまま平均するかで別の数になります。
- 「ずれの大きさ」シートで4段階に分けます。0.6点以上を先に拾います。
- 0.6点以上の評価者には、点を動かす前に理由を説明させます。理由を聞かずに動かすと、次の期も同じずれが出ます。
- 訓練は座学だけにしないでください。**同じ事例に全員で点を付けさせて、差をその場で見せます。**
- 次の期に差が縮んだかを見ます。縮まないなら、訓練の中身を変えます。
カスタマイズ方法
- 評価者が3人以下の会社は、差ではなく5段階の使い方だけを見てください。全体平均が1人の付け方で動いてしまいます。
- 部門によって仕事の質が大きく違う会社は、部門ごとに全体平均を出してください。部門をまたぐ比較は差の意味が変わります。
- 評価者が毎年入れ替わる会社は、訓練の受講の欄を受講日ではなく直近の受講日にしてください。5年前の受講は効いていません。
- 一次評価と二次評価が分かれている会社は、評価者の欄に一次・二次の区別を足してください。ずれの出方が違います。
- 人数が20人を超える会社は、5段階の使い方の欄を「1が何人・2が何人」の形に分けてください。文で書くと比べられません。
利用上の注意
- この表は評価者ごとの傾向を見るためのものです。**個人の点が読み取れる形で評価者へ配らないでください。**誰が何点だったかが他の評価者に伝わります。
- ばらつきを直すのは点をそろえることではありません。同じ働きに同じ点が付く状態を作ることです。差を無理に0にすると、差が付かない評価になります。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-04)をご確認ください。
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よくある質問
差はどれくらいまでなら許してよいですか?
0.2点以内をそろっている、0.3〜0.5点を訓練で戻る範囲としています。**0.6点以上は付け方そのものを直す必要があります。**お手本では2人が0.6点以上で、片方が辛く片方が甘い形になっています。
評価会議で点を動かせば済みませんか?
済みません。会議で動かすのはその期だけで、次の期も同じずれが出ます。**点を動かす前に、なぜその点かを評価者本人に説明させてください。**理由を聞かないと、ずれは本人には見えていません。
評価者訓練は座学で足りますか?
足りません。同じ事例に全員で点を付けさせて、他の評価者との差をその場で数で見せてください。自分が甘いか辛いかは、他人と並べて初めて分かります。お手本でも訓練の受講日と次にやることを分けて書いています。
全体平均はどう出しますか?
2通りあります。人数で重み付けした平均と、評価者ごとの平均をそのまま平均したものです。お手本ではどちらも3.6点で一致しましたが、**人数の偏りが大きい年は別の数になります。**どちらで出すかを決めて書き残してください。