管理職の評価項目集(Excel・無料)
管理職の評価項目の候補を10項目並べ、配点の目安と、その項目を入れる会社・入れないほうがよい会社まで書いたお手本です。**配点の合計は数式で出るので、足し引きしても100点に合わせられます。**編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-04
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ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- 管理職の評価項目をこれから作る人事担当者
- 評価項目が一般の社員と同じままになっている経営者
- 管理職の評価が売上だけになっている会社の管理部門
- 課長と部長で同じ項目を使っている会社の人事担当者
どのような場面で使いますか
管理職の評価項目を自社で決めるときに使います。お手本では結果45点・人30点・仕組み15点・上への働き10点に配分し、**管理職が自分でプレイヤーとして出した数を結果に入れてしまう間違い**を項目ごとに書いています。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- 評価項目の候補(10行・7列の記入例つき)
- 列は 種類/項目/何を見るか/配点/この項目を入れる会社/入れないほうがよい会社/よくある間違い
- 項目の種類の定義 4段階(部門が出した結果/人が育ったか・残ったか/人が替わっても回るか/上に判断させたか)
- 使い方 6段階(選ぶ/配る/落とす/伝える/付ける/見直す)
- 進み方とよみ方 5件(数だけでなく、そこから読めることまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(そのときに何をするか)
- 合計欄は数式で入っているので、行を足し引きしても合計が付いてきます
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の評価項目集 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|管理職の評価項目集を、誰がいつ書いて何に使うかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | 選ぶ | 制度を作る月 | 経営者と人事担当者 | 4種類から項目を選ぶ。**結果だけにしない。**人と仕組みを必ず入れる | 評価項目の候補 |
| 6 | 配る | 制度を作る月 | 経営者 | 配点を決める。合計が100点になるまで足し引きする | 評価項目の候補 |
| 7 | 落とす | 制度を作る月 | 人事担当者 | 階層ごとに配点を変える。課長と部長で同じ配点にしない | 項目の種類 |
| 8 | 伝える | 期の初め | 人事 → 管理職 | **期が始まる前に配点を渡す。**期末に出すと後付けになる | 評価項目の候補 |
| 9 | 付ける | 期末 | 上位者 | 項目ごとに点を付け、その点の理由を書く | 管理職の人事評価シート |
| 10 | 見直す | 年1回 | 経営者と人事担当者 | 使われなかった項目と、全員が同じ点になった項目を落とす | 次の打ち手 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の評価項目集 見るところ | |||
| 2 | 育成板|項目は4種類に分かれます。**結果だけで測ると、人を育てずに数を出した管理職が一番高くなります。** | |||
| 3 | ||||
| 4 | 項目の種類 | 何を指すか | どういう状態か | どこで線を引くか |
| 5 | 結果 | 部門が出した結果 | 部門の目標の達成、費用、止まらなかったこと。**本人が自分で出した数ではない** | 数で確かめられるかで見る。数が置けない項目はここに入れない |
| 6 | 人 | 人が育ったか・残ったか | 1人でできることが増えた人数、辞めずに残ったか | 人数で確かめる。「育てた」という言葉だけでは測れない |
| 7 | 仕組み | 人が替わっても回るか | 手順・記録・判断の線が残っているか | 担当を1日外して回ったかで見る。手順書の本数では見ない |
| 8 | 上への働き | 上に判断させたか | 現場で決められないことを、手遅れになる前に上へ上げたか | 上げるまでにかかった日数で見る。言った回数では見ない |
| A | B | C | D | E | F | G | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の評価項目集 評価項目の候補 | ||||||
| 2 | 育成板|10項目ぶんの記入例です。配点は結果45点・人30点・仕組み15点・上への働き10点で、合計が数式で100点になります。 | ||||||
| 3 | |||||||
| 4 | 種類 | 項目 | 何を見るか | 配点 | この項目を入れる会社 | 入れないほうがよい会社 | よくある間違い |
| 5 | 結果 | 部門の目標の達成 | 部門として期初に決めた目標に届いたか | 25 | 目標管理をしている会社 | 目標を数で置けない部門 | **本人がプレイヤーとして出した数を結果に入れてしまう** |
| 6 | 費用と時間 | 部門の費用を決めた枠の中で回せたか | 10 | 部門ごとに予算を配っている会社 | 予算を部門に配っていない会社 | 残業を減らしたことだけを成果にする | |
| 7 | 止まらなかったこと | 欠員や繁忙で業務が止まらなかったか | 10 | 人数が少なく1人抜けると効く会社 | 季節で人数が大きく変わる会社 | 止まらなかった理由を運として流す | |
| 8 | 人 | 部下ができることが増えたか | 1人でできる作業が増えた部下の人数 | 15 | すべての会社 | 部下が1人以下の管理職 | 研修に出した回数で測ってしまう |
| 9 | 定着 | 辞めずに残ったか。辞めた場合に予兆を拾えていたか | 10 | 離職が続いている会社 | 事業を縮小している部門 | 離職率だけを見て、予兆を拾えたかを見ない | |
| 10 | 面談 | 決めた回数の面談を実施し、記録が残っているか | 5 | 1on1を制度にした会社 | 面談を制度にしていない会社 | 実施したかどうかだけを見て中身を見ない | |
| 11 | 仕組み | 手順と分担 | 人が替わっても回る形にしたか | 10 | 属人化が課題の会社 | 毎回中身が違う受託が中心の会社 | 手順書を作った本数で測ってしまう |
| 12 | 決まりを守らせたか | 勤怠・経費・安全の決まりを部門として守らせたか | 5 | すべての会社 | — | 違反が無かったことだけを見て、確認の跡を見ない | |
| 13 | 上への働き | 提言 | 現場で決められないことを、判断できる形で上げたか | 5 | 決裁が上に集まっている会社 | 管理職の裁量がすでに広い会社 | 意見を言った回数で測ってしまう |
| 14 | 悪い知らせ | 手遅れになる前に上げたか | 5 | すべての会社 | — | 上げた事実だけを見て、上げるまでの日数を見ない | |
| 15 | 合計 | 100 | |||||
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の評価項目集 進み方とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 結果に配った点 | 45点 | 部門の目標25点・費用10点・止まらなかったこと10点の3項目です。半分より下に抑えています。 | **結果を6割以上にすると、人を育てずに数を出した管理職が一番高くなります。**翌期に人が足りなくなります。 |
| 6 | 人に配った点 | 30点 | 部下ができることが増えたか15点・定着10点・面談5点です。実施の記録より、人数の変化に重く配っています。 | 面談の回数に重く配ると、面談をやったことが目的になります。回数は5点で足ります。 |
| 7 | 仕組みに配った点 | 15点 | 手順と分担10点・決まりを守らせたか5点です。管理職が抜けても回るかを見る枠です。 | ここが0点だと、管理職が異動した翌月に部門が止まります。止まってから配点を直しても間に合いません。 |
| 8 | 上への働きに配った点 | 10点 | 提言5点・悪い知らせ5点です。どちらも上げるまでの日数で見る形にしてあります。 | 悪い知らせの項目が無いと、上げないほうが得になります。**手遅れになってから経営に届きます。** |
| 9 | どの会社でも入れる項目 | 2項目 | 決まりを守らせたかと、悪い知らせです。入れないほうがよい会社の欄が「—」になっています。 | この2つは業種や規模で外せません。外すと、守らせなかった管理職と守らせた管理職が同じ点になります。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の評価項目集 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|偏りや放置が見つかったときに何をするかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 配点の合計が100点になっていない | 合計欄を見ながら足し引きします。**項目を足すのではなく、いまある項目の点を動かして合わせます。** | このシートの合計欄 | 制度を作る月 | 合計欄が100点になっているか |
| 6 | 結果の配点が6割を超えている | 人と仕組みに振り替えます。結果に寄せると、人を育てずに数を出した管理職が最も高くなります。 | このシートの配点の欄 | 制度を作る月 | 結果に配った点が5割以下になったか |
| 7 | 課長と部長で同じ配点を使っている | 階層ごとに配点を変えます。部長は仕組みと上への働きを重くします。 | 管理職の人事評価シート(記入例) | 制度を作る月 | 階層ごとに配点表が分かれているか |
| 8 | 全員が同じ点になっている項目がある | その項目を落とすか、何を見るかを書き直します。差が付かない項目は、付ける手間だけが残ります。 | このシートと前期の評価結果 | 年1回 | 前期に全員同じ点だった項目が残っていないか |
| 9 | 配点を期末に渡している | 期が始まる前に渡します。**期末に配点を出すと、後付けで基準を作ったことになります。** | このシート | 期の初め | 配点を渡した日が期の開始日より前か |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的な管理職を測る項目と配点をもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 評価の項目と配点は、期が始まる前に本人へ示してください。期末に示した基準で評価すると、昇給や賞与をめぐる争いのもとになります。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 見るところ / 本体 / 進み方とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 16KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 259KB |
| 更新日 | 2026-09-04 |
使い方
- まず「項目の種類」シートで、結果・人・仕組み・上への働きの4種類を確認します。**結果だけにしないでください。**
- 4種類から自社に合う項目を選びます。入れないほうがよい会社の欄を先に読み、自社が当てはまらないか確かめます。
- 配点を決めます。**合計欄は数式なので、100点になるまで点を動かして合わせます。**項目を足して合わせないでください。
- 階層ごとに配点を変えます。課長は結果と人、部長は仕組みと上への働きを重くするのが目安です。
- **期が始まる前に配点を管理職へ渡します。**期末に出すと後付けの基準になります。
- 期末は項目ごとに点を付け、その点の理由を書きます。理由が書けない項目は、次の期に落とします。
- 年1回、全員が同じ点になった項目と、使われなかった項目を落とします。
カスタマイズ方法
- 部長クラスを作る会社は、仕組みと上への働きを合わせて4割まで上げてください。部長は自分で回すのではなく回る形を作る役です。
- 店長を管理職として扱う会社は、結果の項目を店の売上と人件費率に置き換えてください。部門予算とは見る数が違います。
- 管理職が1人しかいない会社は、定着と面談の項目を外して構いません。比べる相手がいないと点の意味が出ません。
- 安全が最優先の職場は、決まりを守らせたかの配点を10点以上に上げてください。5点だと他の項目で埋められます。
- 目標を数で置けない部門がある会社は、部門の目標の達成を「決めた期日に終わったか」に読み替えてください。
利用上の注意
- この項目集は一般的な管理職の役割をもとにした例です。法令で定められた項目ではありません。**自社の等級制度と就業規則の内容に合わせて選び直してください。**
- 評価の項目と配点は、期が始まる前に本人へ示してください。期末に示した基準で昇給や賞与を決めると、後付けの基準として争いのもとになります。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-04)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
結果の配点はもっと高くしてよいですか?
5割以下に抑えることをすすめます。**結果を6割以上にすると、人を育てずに数を出した管理職が一番高くなります。**その部門は翌期に人が足りなくなり、翌期の結果が落ちます。お手本では45点にしています。
課長と部長で同じ項目を使ってよいですか?
項目は同じで構いませんが、配点を変えてください。課長は結果と人、部長は仕組みと上への働きを重くします。同じ配点を使うと、部長が課長の仕事をしていても高い点が付きます。
管理職が自分で売った数は結果に入れますか?
入れないでください。**それは管理職ではなくプレイヤーとしての成果です。**入れると、自分で動いて数を作り、人を育てなかった管理職が最も高くなります。部門として出した数で見てください。
配点はいつ管理職に渡しますか?
期が始まる前です。期末に渡すと、後付けで基準を作ったことになります。昇給や賞与に影響する基準なので、示した日を記録に残しておいてください。お手本でも打ち手の欄に確かめ方を書いています。