調理工程の習得確認表(Excel・無料)
キッチンの仕事を工程ごとに分けた習得の確認表のお手本です。工程を7つ記入済みで、味と見た目をそろえる基準と、注文が重なったときの順番の決め方まで書いてあり、作れることと出せることを分けて判定できます。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-05
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ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- キッチンのスタッフを教える調理の責任者
- 味が人によって変わると言われている飲食店の経営者
- 出すのが遅いと言われている店舗の店長
- 複数の店舗で味をそろえたい会社の担当者
どのような場面で使いますか
新しく入ったキッチンのスタッフに使います。作れることと、出せることは別です。1品を落ち着いて作れても、注文が重なると順番が崩れます。お手本では、1品ずつの工程と、複数を同時に進める場面を分けていて、味の基準は数と見た目で書いています。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- 調理工程の習得(7行・6列の記入例つき)
- 列は No/工程/すること/味と見た目の基準/重なったときに崩れること/習得
- 習得の定義 4段階(まだ入っていない/1品なら作れる/重なっても出せる/基準に合わせられる)
- 使い方 6段階(そろえる/見せる/作らせる/重ねる/数える/見直す)
- 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
- 印刷範囲とページの区切りを設定済み
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 調理工程の習得確認表 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|調理工程の習得確認表を、誰がいつ書いて誰が判断するかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | そろえる | 受け入れの前 | 調理の責任者 | 自店の工程を書き出し、味と見た目の基準を数で書く | 調理工程の習得 |
| 6 | 見せる | 入った初日 | 調理の責任者 | 工程ごとに作って見せ、基準になる見た目を並べて見せる | 調理工程の習得 |
| 7 | 作らせる | 2回目の勤務から | 調理の責任者 | 1品ずつ作らせ、基準から外れた回数を書く | 判定のものさし |
| 8 | 重ねる | 1品で作になってから | 調理の責任者 | 同時に3品以上を入れ、順番が崩れた場面を書く | 調理工程の習得 |
| 9 | 数える | 週に1回 | 調理の責任者 | 作り直した回数と、出すまでの時間を突き合わせる | 集計とよみ方 |
| 10 | 見直す | 品目が変わったとき | 調理の責任者 | 工程と基準を書き直し、全員へ回す | 次の打ち手 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 調理工程の習得確認表 判定のものさし | |||
| 2 | 育成板|習得は4段階で見ます。1品を作れることと、重なったときに出せることを分けます。味の基準は、感覚ではなく数と見た目で書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 習得 | 呼び方 | この状態が見えていれば通す | その線をどう引くか |
| 5 | 未 | まだ入っていない | その工程に入ったことがない | その工程を自分で行った回数が0であれば未 |
| 6 | 作 | 1品なら作れる | 手順どおりに作れるが、注文が重なると順番が崩れる | 同時に3品以上が入ったときに止まれば作のまま |
| 7 | 出 | 重なっても出せる | 複数の注文を並べて、出す順番を決められる | 混んだ時間に2回続けて、出す順番が崩れなかったかで見る |
| 8 | 整 | 基準に合わせられる | 味と見た目を基準に合わせ、外れたら出さずに作り直せる | 基準から外れたものを、自分で作り直した場面があるかで見る |
| A | B | C | D | E | F | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 調理工程の習得確認表 調理工程の習得 | |||||
| 2 | 育成板|定食を出す店舗の記入例です。基準の欄を「おいしく」で埋めないでください。数と見た目で書きます。 | |||||
| 3 | ||||||
| 4 | No | 工程 | すること | 味と見た目の基準 | 重なったときに崩れること | 習得 |
| 5 | 1 | 仕込みと下ごしらえ | 当日の予定数から必要な量を出し、切り方をそろえる | 切る厚さは指定の寸法。1回に仕込む量は決めた数まで | 仕込みが足りず、営業の途中で切り始める | 出 |
| 6 | 2 | 米と汁物 | 決めた量と時間で炊き、汁の濃さを毎回確かめる | 炊く量と水の量は決めた数。汁の濃さは味見の担当が決める | 炊き上がりと注文の山がずれ、待たせる | 出 |
| 7 | 3 | 焼き物 | 火加減と時間を守り、置く向きをそろえる | 焼き時間は片面ごとに決めた分数。焦げは見本の色まで | 同時に焼く数が増え、時間の管理が崩れる | 作 |
| 8 | 4 | 揚げ物 | 油の温度を計り、入れる数を決めた数までにする | 油の温度は決めた度数。色は見本のとおり | 一度に入れすぎ、温度が下がって仕上がりが変わる | 作 |
| 9 | 5 | 和え物と副菜 | 味を付ける順番を守り、和える時間を決めた分数にする | 和える時間は決めた分数。水気は切ってから | 先に和えて時間が経ち、水が出る | 出 |
| 10 | 6 | 盛り付け | 器と量をそろえ、置く位置を見本に合わせる | 盛る量は決めた重さ。位置は見本の写真のとおり | 急いで量が変わり、同じ品で見た目が変わる | 作 |
| 11 | 7 | 出す順番の管理 | 卓ごとに品をそろえ、冷めるものから先に出す | 出すまでの時間は決めた分数以内 | 早くできた品から出し、卓の中でばらつく | 作 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 調理工程の習得確認表 集計とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 習得が作の場面 | 4件 | 焼き物・揚げ物・盛り付け・出す順番の4つです。1品なら作れますが、重なると崩れます。 | 作のまま混んだ時間に一人で入れると、出す時間も見た目もばらつきます。 |
| 6 | 習得が出の場面 | 3件 | 仕込み・米と汁物・和え物の3つは、重なっても順番を決められています。 | できている工程まで横に付いていると、崩れる4工程に立ち会えません。 |
| 7 | 習得が整の場面 | 0件 | 7工程とも、基準から外れたものを自分で作り直す段階ではありません。 | 作り直せないと、基準から外れたものがそのまま出て、味が人によって変わります。 |
| 8 | 基準が数で書かれている工程 | 7件 | 7工程すべて、基準を数か見本で書いています。「おいしく」では判定できません。 | 感覚の言葉で書くと、教える人ごとに基準が変わり、味が店でそろいません。 |
| 9 | 作り直した回数 | 2回 | 直近1週間で2回です。作り直した回数が0の週は、基準を見ていない可能性があります。 | 作り直しが0のまま続くなら、基準から外れたものを出している可能性を疑ってください。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 調理工程の習得確認表 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|見つかったときに何をするかを決めるシートです。「気をつける」で終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 作の工程で混んだ時間に一人にすることになった | その工程だけ、責任者が同じ時間に入ります。全工程に付く必要はありません。 | この表の習得の欄とその日の配置 | その勤務の当日 | 作の工程のとき、責任者が同じ時間に入っていたか |
| 6 | 同じ品で見た目が変わった | 盛る量を計らせます。目分量に戻ると、忙しい日に必ず変わります。 | この表の盛り付けの行 | 見つけた週のうち | 計った記録が、次の3回で残っているか |
| 7 | 一度に揚げる数が増えていた | 入れる数の上限を貼ります。人の注意ではなく、数で止めてください。 | この表の揚げ物の行 | 見つけたその日 | 上限の貼り紙が、揚げ場に貼られているか |
| 8 | 卓の中で出す時間がばらついた | 卓ごとにそろえる手順に戻します。早くできた品から出すと、必ずばらつきます。 | この表の出す順番の管理の行 | 見つけた週のうち | 次の混んだ時間で、卓ごとにそろって出ているか |
| 9 | 作り直しが0の週が続いた | 基準を見ているかを確かめます。作り直しが0のまま続くなら、外れたものを出している可能性があります。 | この表の味と見た目の基準の欄 | 月に1回 | 基準と実物を突き合わせた記録があるか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的なキッチンの持ち場の習得をもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 食品の衛生管理については、衛生管理の計画の作成と実施の記録が食品衛生法にもとづき別に求められています。この表は調理の工程の習得を確かめるためのもので、衛生管理の記録の代わりにはなりません。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 判定のものさし / 本体 / 集計とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 15KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 237KB |
| 更新日 | 2026-09-05 |
使い方
- まず、自店の工程を書き出し、味と見た目の基準を数と見本で書きます。「おいしく」では判定できません。
- 入った初日は、工程ごとに作って見せ、基準になる見た目を並べて見せます。
- 2回目の勤務から1品ずつ作らせ、基準から外れた回数を書きます。
- 1品で作になってから、同時に3品以上を入れてください。そこで順番が崩れるかを見ます。
- 混んだ時間の勤務で2回続けて順番が崩れなければ出にします。1品だけで判定しないでください。
- 作り直しが0の週が続いたら、基準を見ているかを確かめます。外れたものを出している可能性があります。
カスタマイズ方法
- 品目が多い店舗は、工程の行を調理の方法ごとにまとめてください。品目ごとに行を作ると、埋まらない行が残ります。
- 仕込みを別の店舗や工場で行う会社は、仕込みの行を受け入れの確認に置き換えてください。
- 注文が端末から入る店舗は、出す順番の管理の行に、画面の見方を書き足してください。
- 複数の店舗を持つ会社は、基準の欄を本部で決め、店舗では変えられない形にしてください。味がそろいます。
利用上の注意
- この表は、社内で調理の工程の習得を確かめるための様式です。衛生管理の計画と実施の記録は、食品衛生法にもとづき別に整えてください。この表はその記録の代わりになりません。
- アレルギーへの対応は、この表とは別の手順で行ってください。工程の習得とは分けて管理する必要があります。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-05)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
味の基準を数で書くのは難しいのですが。
全部を数にする必要はありません。焼き時間や油の温度、盛る量は数で書けます。色や焦げ具合は見本の写真で示してください。お手本では7工程すべてを数か見本で書いています。「おいしく」だけが残っていると、教える人ごとに基準が変わります。
1品作れれば任せてよいのでは?
1品作れることと、重なったときに出せることは別です。お手本では、焼き物・揚げ物・盛り付け・出す順番の4工程が「作」で止まりました。どれも1品なら問題なくできますが、同時に3品以上入ると崩れます。混んだ時間に入れてから判定してください。
作り直しが多いのは、良くないことですか?
0が続くほうを疑ってください。基準を見ていれば、ある程度は外れます。お手本では直近1週間で2回でした。0のまま続くなら、基準から外れたものをそのまま出している可能性があります。月に1回、基準と実物を突き合わせてください。
揚げ物を一度に多く入れてしまいます。
入れる数の上限を貼ってください。人の注意では続きません。忙しい日ほど、一度に多く入れたくなります。数で止める形にすると、忙しい日でも守られます。お手本の打ち手も「人の注意ではなく、数で止めてください」としています。