食品衛生とアレルギー対応の習得確認表(Excel・無料)
食品衛生の決まりと、アレルギーのある方への対応を場面ごとに分けた確認表のお手本です。場面を7つ記入済みで、確認する相手と、間違えたときの動きまで書いてあり、訓練を行った日を残す形にしています。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-05
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ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- 新しく入ったスタッフに衛生の決まりを渡す店長
- アレルギーの申し出を受ける場面を任せる調理の責任者
- 衛生管理の計画を作ったが動いていない飲食店の経営者
- 複数の店舗で対応をそろえたい会社の担当者
どのような場面で使いますか
新しく入ったスタッフに衛生の決まりを渡すときと、アレルギーの申し出を受ける場面を任せる前に使います。誤って出すのは、注文を受けるときと、運ぶときに起きます。お手本ではその2つを独立した場面にして、確認する相手を毎回決めておく形にしています。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- 衛生と対応の習得(7行・6列の記入例つき)
- 列は No/場面/すること/確認する相手/省かれたときに起きること/習得
- 習得の定義 3段階(渡していない/落ち着いた時間にできる/いつでもできる)
- 使い方 6段階(そろえる/渡す/訓練する/見る/数える/見直す)
- 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
- 印刷範囲とページの区切りを設定済み
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 食品衛生とアレルギー対応の習得確認表 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|食品衛生とアレルギー対応の習得確認表を、誰がいつ書いて誰が判断するかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | そろえる | 受け入れの前 | 店長 + 食品衛生責任者 | 自店の衛生の決まりと、アレルギーの対応の手順を書き出す | 衛生と対応の習得 |
| 6 | 渡す | 入った初日 | 店長 | 衛生の決まりを、実際の場所で1つずつ渡す | 衛生と対応の習得 |
| 7 | 訓練する | 入って1週間 | 店長 | 誤って出しかけた想定で、実際に動かす。手順書は見せない | 判定のものさし |
| 8 | 見る | 混んだ時間の勤務 | 時間帯の責任者 | 省いた場面を書く。落ち着いた時間の様子では判定しない | 衛生と対応の習得 |
| 9 | 数える | 月に1回 | 店長 | 省いた場面と、確認が飛んだ回数を数える | 集計とよみ方 |
| 10 | 見直す | 品目や体制が変わったとき | 店長 + 食品衛生責任者 | 手順と確認する相手を書き直し、全員へ回す | 次の打ち手 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 食品衛生とアレルギー対応の習得確認表 判定のものさし | |||
| 2 | 育成板|習得は3段階で見ます。知っているかではなく、忙しい時間にもそのとおり動いたかで判定します。衛生の決まりは、忙しい日から省かれます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 習得 | 呼び方 | この状態が見えていれば通す | その線をどう引くか |
| 5 | 未 | 渡していない | その場面の決まりをまだ渡していない | 渡した日が無ければ未 |
| 6 | 可 | 落ち着いた時間にできる | 空いている時間なら、決まりどおりに動ける | 混んだ時間に省いた場面があれば可のまま |
| 7 | 常 | いつでもできる | 混んだ時間でも、確認と手順を省かない | 混んだ時間の勤務で3回続けて、省きが無かったかで見る |
| A | B | C | D | E | F | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 食品衛生とアレルギー対応の習得確認表 衛生と対応の習得 | |||||
| 2 | 育成板|アレルギーの申し出を受けることがある店舗の記入例です。確認する相手の欄を空欄にしないでください。 | |||||
| 3 | ||||||
| 4 | No | 場面 | すること | 確認する相手 | 省かれたときに起きること | 習得 |
| 5 | 1 | 手洗いと身だしなみ | 入店時と作業を変えるたびに手を洗い、爪と髪をそろえる | 時間帯の責任者 | 作業を変えても洗わず、生の食材から移る | 常 |
| 6 | 2 | 温度の管理と記録 | 冷蔵と冷凍の温度を決めた時刻に確かめ、記録に残す | 食品衛生責任者 | 記録だけを後でまとめて書き、実際は見ていない | 可 |
| 7 | 3 | 交差を防ぐ扱い | 生の食材と加熱後で、まな板と器具と置き場を分ける | 調理の責任者 | 同じ器具を続けて使い、加熱後に移る | 可 |
| 8 | 4 | 注文でアレルギーの申し出を受ける | 内容を復唱し、伝票に印を付けて、その場で調理へ声を出す | 調理の責任者 | 伝票に書くだけで、調理へ声が届かない | 可 |
| 9 | 5 | 調理と盛り付けの分け方 | 器具と場所を分け、最後に作って先に出さない | 調理の責任者 | 同じ器具で作り、微量が混ざる | 可 |
| 10 | 6 | 運んで出すとき | 卓で品名を言い、申し出のあった方へ手渡しで出す | 時間帯の責任者 | 卓に置くだけで、別の方の前に置かれる | 可 |
| 11 | 7 | 間違えたと分かったとき | すぐ下げ、食べたかどうかを確かめ、責任者を呼ぶ | 店長 | その場で謝って作り直し、食べたかを確かめない | 未 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 食品衛生とアレルギー対応の習得確認表 集計とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 習得が未の場面 | 1件 | 間違えたと分かったときだけ、訓練していません。ここがいちばん動けないと困る場面です。 | 訓練していない場面は、起きたときに謝ることしかできず、食べたかの確認が抜けます。 |
| 6 | 習得が可の場面 | 5件 | 温度・交差・注文・調理・運ぶの5つは、落ち着いた時間ならできています。 | 可のまま混んだ時間に入れると、確認が飛んで誤って出すことになります。 |
| 7 | 習得が常の場面 | 1件 | 手洗いだけ、混んだ時間でも省かれていません。ほかは忙しい日に省かれています。 | 常が1件だけだと、忙しい日の店は衛生の決まりがほとんど守られていない状態になります。 |
| 8 | 確認する相手が空欄の場面 | 0件 | 7場面すべてに確認する相手が書かれています。ここが空欄だと確認が省かれます。 | 相手が決まっていないと、忙しい日に「たぶん大丈夫」で進みます。 |
| 9 | 混んだ時間に見た回数 | 3回 | 3回の混んだ勤務で見ています。落ち着いた時間の様子では判定していません。 | 落ち着いた時間だけで判定すると、忙しい日に何が省かれるかが分かりません。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 食品衛生とアレルギー対応の習得確認表 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|見つかったときに何をするかを決めるシートです。「気をつける」で終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 訓練していない場面がある | 店長が日を決めて訓練します。起きるのを待つと、初めての場面が本番になります。 | 訓練の予定 | 受け入れから1か月以内 | 訓練を行った日が、場面ごとに入っているか |
| 6 | 温度の記録を後でまとめて書いていた | 確かめる時刻に、その場で書く手順に戻します。まとめ書きは、見ていないのと同じです。 | この表の温度の管理の行 | 見つけたその日 | 次の3日で、記録が時刻ごとに書かれているか |
| 7 | 申し出が伝票だけで調理に届かなかった | 声を出す手順を足します。伝票は目に入らないことがありますが、声は届きます。 | この表の注文で申し出を受けるの行 | 見つけた週のうち | 次に申し出を受けたときに、声が出ていたか |
| 8 | 卓に置くだけで出していた | 手渡しで出す手順に戻します。置くだけだと、別の方の前に来ることがあります。 | この表の運んで出すときの行 | 見つけたその日 | 次の提供で、手渡しになっているか |
| 9 | 品目や体制が変わった | 手順と確認する相手を書き直し、全員へ回します。前の手順が残っていると、間違えます。 | この表の確認する相手の欄 | 変わる前 | 書き直した内容を、全員が読んだ記録があるか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的な衛生の決まりと誤提供の防止の習得をもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 食品を扱う営業では、衛生管理の計画の作成と実施の記録が食品衛生法にもとづき別に求められ、食品衛生責任者の設置も必要です。この表は職員の習得と訓練を確かめるためのもので、その記録の代わりにはなりません。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 判定のものさし / 本体 / 集計とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 15KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 245KB |
| 更新日 | 2026-09-05 |
使い方
- まず、自店の衛生の決まりとアレルギーの対応の手順を書き出します。確認する相手の欄を空欄にしないでください。
- 注文で受ける場面と、運んで出す場面は独立した行にしてください。誤って出すのはこの2つで起きます。
- 入った初日は、衛生の決まりを実際の場所で1つずつ渡します。紙を渡すだけにしないでください。
- 訓練は、手順書を見せずに行ってください。起きたときに読む時間はありません。
- 混んだ時間の勤務で見てください。落ち着いた時間の様子で判定すると、忙しい日に何が省かれるか分かりません。
- 混んだ時間の勤務で3回続けて省きが無ければ常にします。
カスタマイズ方法
- アレルギーの申し出を受けない方針の店舗は、その旨をお客様へ伝える場面の行に置き換えてください。受けない判断も、手順として決めておく必要があります。
- 注文が端末から入る店舗は、申し出を受ける行に、端末での入れ方と調理への伝わり方を書き足してください。
- テイクアウトや配達を行う店舗は、渡すときの行を分けてください。手渡しの相手が変わります。
- 複数の店舗を持つ会社は、確認する相手の欄を役割の名前で書いてください。人の名前だと、異動のたびに書き直しになります。
利用上の注意
- この表は、職員の習得と訓練を確かめるための様式です。衛生管理の計画と実施の記録、食品衛生責任者の設置は、食品衛生法にもとづき別に整えてください。この表はその記録の代わりになりません。
- アレルギーへの対応の可否と範囲は、店舗ごとに方針を決めてください。受けられない場合は、受けないことをお客様へ伝える手順を決めておいてください。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-05)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
なぜ混んだ時間に見るのですか?
衛生の決まりは、忙しい日から省かれるからです。落ち着いた時間なら、誰でも決まりどおりに動けます。お手本でも、常まで届いたのは手洗いの1件だけで、残りの6場面は忙しい日に省かれていました。混んだ時間に見ないと、実際の状態が分かりません。
注文で受ける場面と、運んで出す場面を分ける理由は?
誤って出るのがこの2つだからです。注文では、伝票に書いても調理へ声が届かないことで起きます。運ぶときは、卓に置くだけで別の方の前に来ることで起きます。原因が違うので、同じ行にまとめると、どちらの手順が抜けたのか分かりません。
温度の記録を後でまとめて書くのは、なぜだめですか?
見ていないのと同じだからです。記録は確かめた証拠であって、確かめたことの代わりではありません。後でまとめて書くと、実際の温度ではなく「たぶんこのくらい」を書くことになります。確かめる時刻に、その場で書く手順に戻してください。
間違えたと分かったときの訓練は、どこまでやりますか?
食べたかどうかを確かめるところまで動かしてください。お手本ではこの場面だけが未のまま残っています。実際に起きると、謝って作り直すところで止まりがちです。食べたかどうかで、そのあとの動きがまるごと変わります。