管理職の目標設定シート(Excel・無料)
管理職の目標を、部署の数字・仕組み・人の3種類に分けて置いたお手本です。課長1人ぶんの6件を記入済みで、3種類のバランスが崩れていないかを確かめられます。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-04
上のボタンから、メールアドレスと6つの質問にご回答ください。ダウンロードリンクをすぐにお送りします。
ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- 管理職の目標が部署の数字だけになっている経営者
- 課長・部長の評価をどう置くか決めていない人事担当者
- 自分がプレイヤーとして動きすぎていると感じている管理職
- 管理職の下で人が育っていないと感じている経営者
どのような場面で使いますか
管理職の目標が部署の売上だけになっていて、人が育たない・仕組みが残らないときに使います。お手本では数字に半分、仕組みと人に半分の重みを置き、**プレイヤーとしての目標を混ぜない**形にしています。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- 管理職の目標(6行・7列の記入例つき)
- 列は 種類/No/目標/どうなったら達成か/重み(%)/期末の結果/達成度
- 種類の定義 4段階(部署の結果/来期も残るもの/育った人/混ぜてはいけないもの)
- 使い方 6段階(受け取る/分ける/確かめる/落とす/追う/締める)
- 進捗とよみ方 5件(数だけでなく、そこから読めることまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(そのときに何をするか)
- 合計欄は数式で入っているので、行を足し引きしても合計が付いてきます
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の目標設定シート 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|管理職の目標設定シートを、誰がいつ書いて誰が承認するかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | 受け取る | 期初の第1週 | 経営者 → 管理職 | 部署に求める数字を伝える。仕組みと人は管理職が考える | 管理職の目標 |
| 6 | 分ける | 期初の第2週 | 管理職 | 数字・仕組み・人の3種類に分けて目標を置く | 良い目標の見分け方 |
| 7 | 確かめる | 期初の第3週 | 経営者 | 3種類のバランスと、プレイヤーの目標が混ざっていないかを見る | 管理職の目標 |
| 8 | 落とす | 期初の第4週 | 管理職 → 部下 | 部署の数字を部下の目標に展開する | 部門目標の展開表 |
| 9 | 追う | 毎月 | 管理職 | 数字だけでなく、仕組みと人の進み具合も書く | 管理職の目標 |
| 10 | 締める | 期末 | 管理職 → 経営者 | 仕組みが残ったか、任せられる人が増えたかを実物で示す | 進捗とよみ方 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の目標設定シート 良い目標の見分け方 | |||
| 2 | 育成板|管理職の目標は3種類に分けます。**どれか1つに寄ると、寄っていないほうが必ず崩れます。** | |||
| 3 | ||||
| 4 | 種類 | 呼び方 | こう書けていれば通す | その線をどう引くか |
| 5 | 数字 | 部署の結果 | 部署として達成する数。売上・原価・不良率・納期など | 本人ではなく部署の数で置く。本人が動いて取った数は数えない |
| 6 | 仕組み | 来期も残るもの | 手順・基準・仕掛けなど、その人が異動しても残るもの | 異動しても残るかどうかで見る。残らないなら仕組みではない |
| 7 | 人 | 育った人 | 任せられる人が何人増えたか。等級が上がった人の数ではない | 任せた仕事を1人で回せるようになった人がいるかで見る |
| 8 | × | 混ぜてはいけないもの | 本人がプレイヤーとして取る数字。管理職の目標には置かない | 本人が担当を持って取った数なら、管理職の目標から外す |
| A | B | C | D | E | F | G | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の目標設定シート 管理職の目標 | ||||||
| 2 | 育成板|課長1人ぶんの記入例です。数字50%・仕組み30%・人20%に配分しています。 | ||||||
| 3 | |||||||
| 4 | 種類 | No | 目標 | どうなったら達成か | 重み(%) | 期末の結果 | 達成度 |
| 5 | 数字 | 1 | 部署の売上を前年比105%にする | 部署合計の売上が前年同期の105%以上 | 30 | 前年比103%。9月の大口が10月にずれた | 一部達成 |
| 6 | 2 | 納期遅れを月2件以内に抑える | 客先納期に間に合わなかった件数が、月平均2件以内 | 20 | 月平均1.4件。前期は3.8件だった | 達成 | |
| 7 | 仕組み | 3 | 見積のやり直しを減らす手順を作る | 見積の確認手順が文書になり、部署の全員がそれを使っている | 20 | 手順を作成し、5人中5人が使用。やり直しが月6件→2件 | 達成 |
| 8 | 4 | 引き継ぎの型を決める | 担当替えのときに使う引き継ぎ表が決まり、2件で実際に使われた | 10 | 引き継ぎ表を作成。1件で使用。もう1件は担当替えが無かった | 一部達成 | |
| 9 | 人 | 5 | 例外の処理を任せられる人を2人増やす | 例外の処理を上司の確認なしに決めた人が、期を通して2人増える | 15 | 2人増えた。鈴木と高橋が各5件以上を1人で処理 | 達成 |
| 10 | 6 | 後任の候補を1人決めて実務を渡す | 不在時に部署を回せる人が1人決まり、実際に1週間回した | 5 | 佐藤を指名。夏季休暇の1週間を回した。滞りは無し | 達成 | |
| 11 | 重みの合計 | 100 | |||||
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の目標設定シート 進捗とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 重みの合計 | 100% | 6件の重みが100%です。数字50%・仕組み30%・人20%の配分になっています。 | 合計が合っていないと、達成度を足したときに満点が人によって変わります。 |
| 6 | 種類ごとの重み | 50/30/20 | 数字に50%を置き、残りを仕組みと人に分けています。数字だけに寄っていません。 | 数字だけに寄せると、期末に部署は数字を出したが誰も育っていない、という状態になります。 |
| 7 | プレイヤーの目標が混ざっていないか | 0件 | 6件とも部署の数字か、仕組みか、人の目標です。本人が担当を持って取る数字はありません。 | 管理職がプレイヤーの目標を持つと、自分で動いたほうが早いので部下に任せなくなります。 |
| 8 | 仕組みが期末に残ったか | 2件中2件 | 見積の確認手順と引き継ぎ表の2件とも、文書として残っています。 | 仕組みの目標が「検討した」で終わると、来期も同じ問題が出ます。 |
| 9 | 任せられる人が増えた数 | 2人 | 例外の処理を1人で決められる人が2人増えました。等級が上がった人の数ではありません。 | 人の目標を等級や資格の数で置くと、本当に任せられるかが分かりません。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 管理職の目標設定シート 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|中間や期末に見つかったときに何をするかを決めるシートです。「がんばる」で終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 目標が部署の数字だけになっている | 仕組みと人の目標を1件ずつ足します。数字だけで期を回すと、来期も同じやり方で数字を追うことになります。 | このシートの種類の欄 | 期初の第2週 | 数字・仕組み・人の3種類すべてに目標があるか |
| 6 | プレイヤーの目標が混ざっている | 本人が担当を持って取る数字を外します。管理職の数字は部署の数字です。 | 良い目標の見分け方シート | 期初の第3週 | 本人が個人で取る数字の目標が0件か |
| 7 | 仕組みの目標が「検討する」で終わっている | 期末に残る現物で言い換えます。手順書・基準・チェック表など、異動しても残るものにします。 | このシートの達成の欄 | 期初の第3週 | 仕組みの目標すべてに、期末に出せる現物が書かれているか |
| 8 | 人の目標を等級の数で置いている | 任せた仕事を1人で回せるようになった人の数に置き換えます。等級が上がっても任せられるとは限りません。 | 職能要件書(記入例) | 期初の第3週 | 人の目標が、実際に任せた仕事と人数で書かれているか |
| 9 | 後任が決まっていない | 不在時に回せる人を1人決め、実際に1週間回させます。決めるだけでは回るかどうか分かりません。 | キャリアパス表(記入例) | 期の中間まで | 本人の不在時に、指名した人が1週間回した実績があるか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的な課長・部長クラスをもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 管理職の目標の達成度を処遇に反映する場合は、その決め方を賃金規程に定めてください。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 良い目標の見分け方 / 本体 / 進捗とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 15KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 245KB |
| 更新日 | 2026-09-04 |
使い方
- まず「良い目標の見分け方」シートで、数字・仕組み・人の3種類の分け方を確認します。**プレイヤーの目標は混ぜません。**
- 「管理職の目標」シートに、経営者から受け取った部署の数字を先に置きます。仕組みと人は管理職が考えます。
- 3種類に分けて目標を置きます。お手本では数字50%・仕組み30%・人20%にしています。
- 仕組みの目標は、期末に残る現物で書きます。「検討する」で終わる目標は、来期も同じ問題を残します。
- 人の目標は、任せた仕事を1人で回せるようになった人の数で置きます。等級が上がった人の数ではありません。
- 期末に、仕組みの現物と、任せられるようになった人を実物で示します。数字だけの報告にしないでください。
カスタマイズ方法
- 部署を持たない管理職(専門職の等級4以上)は、数字の欄を「担当分野の成果」に置き換えてください。
- 兼務でプレイヤーもしている管理職は、プレイヤーぶんの目標を別のシート(MBO目標設定シート)に分けてください。1枚に混ぜると、動きやすい数字のほうに寄ります。
- 10人以下の会社は、種類ごとの重みを数字40%・仕組み30%・人30%にしてください。人数が少ないほど、育つかどうかが効きます。
- 部長クラスは、人の目標を「管理職を育てる」に置き換えてください。担当者を育てるのは課長の目標です。
- 半期で回す会社は、仕組みの目標を1件に絞ってください。半期で仕組みを2つ作るのは現実的ではありません。
利用上の注意
- このシートは管理職の目標の置き方の例です。達成度を処遇に反映する場合は、その決め方を賃金規程に定め、周知してください。
- 労働基準法上の管理監督者に当たるかどうかは、役職名ではなく実態で判断されます。目標の内容が管理監督者性の判断に直接影響するものではありませんが、実態の確認は社会保険労務士に相談してください。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-04)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
管理職がプレイヤーの数字を持ってはいけませんか?
このシートには混ぜないでください。1枚に混ぜると、自分で動いたほうが早いので部下に任せなくなります。兼務で本当にプレイヤーもしている場合は、MBO目標設定シートを別に持たせて、2枚に分けてください。
3種類の重みはどう決めますか?
お手本は数字50%・仕組み30%・人20%です。人数が少ない会社ほど人の重みを上げてください。数字だけに寄せると、期末に部署は数字を出したが誰も育っていない、という状態になります。
仕組みの目標が毎期「検討する」で終わります
期末に残る現物で書き直してください。手順書・基準・チェック表など、その人が異動しても残るものです。お手本では「見積の確認手順が文書になり、部署の全員がそれを使っている」まで書いています。
人の目標を等級で置いてはいけませんか?
等級が上がっても、任せられるとは限りません。お手本では「例外の処理を上司の確認なしに決めた人が2人増える」のように、実際に任せた仕事と人数で置いています。等級は結果として後から付いてきます。