FDEスキルチェックリスト(Excel・無料)
FDE(フォワードデプロイドエンジニア)に必要なスキルを、実装・データとAI・業務の理解・顧客との推進の4領域28項目に分けたチェックリストです。本人と上長が0〜4で別々に付け、決めた点・次に経験させることまで、受託開発の会社でFDEを目指す6年目のエンジニア1人ぶん記入済みです。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-10-20
上のボタンから、メールアドレスと6つの質問にご回答ください。ダウンロードリンクをすぐにお送りします。
ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- FDEを目指していて、何が足りないかを知りたいエンジニア
- 社内のエンジニアをFDEに育てたい開発部門のマネージャー
- FDE型の支援を始めたいSIer・SESの会社の経営者と人事担当者
- FDEの研修を入れる前に、社員の現在地をそろえたい研修担当者
どのような場面で使いますか
FDEを目指す本人が、いまの自分の位置を確かめるときと、上長がFDE候補の育成の順番を決めるときに使います。FDEは「作れる人」だけでは務まりません。お手本の候補は実装の点が高い一方で、業務の理解と顧客との推進に1以下が多く、そこが次に経験させる中心になっています。本人と上長の点が割れた項目は、根拠の案件を出し合って決めます。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- スキルチェック(28行・7列の記入例つき)
- 列は 領域/項目/3(現場で一人で進められる)の目安/本人/上長/決めた点/次に経験させること
- 点の定義 5段階(やったことがない/横で見た・練習した/決まった範囲ならできる/現場で一人で進められる/人に教えられる)
- 使い方 6段階(項目を絞る/本人が付ける/上長が付ける/決める/経験させることを決める/付け直す)
- 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
- 合計欄は数式で入っているので、行を足し引きしても合計が付いてきます
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
まっさら版(編集用・6枚)とお手本(記入例・5枚)を、シートごとにそのまま表示しています。伏せている箇所はありません。1回のお申し込みで2ファイルとも届きます。
まっさら版(編集用)
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト 使い方 【編集用】 | ||||
| 2 | 育成板|FDEスキルチェックリストを、誰がいつ書いて誰が判断するかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | |||||
| 6 | |||||
| 7 | |||||
| 8 | |||||
| 9 | |||||
| 10 | |||||
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト 判定のものさし 【編集用】 | |||
| 2 | 育成板|点は0から4の5段階です。「知っている」ではなく、直近半年の案件で実際にやったかで付けてください。3は「顧客の現場で、やり方が決まっていない課題でも自分で決めて進められる」状態で、FDEとして一人で現場に出せる目安です。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 点 | 呼び方 | この状態が見えていれば通す | その線をどう引くか |
| 5 | ||||
| 6 | ||||
| 7 | ||||
| 8 | ||||
| 9 | ||||
| A | B | C | D | E | F | G | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト スキルチェック 【編集用】 | ||||||
| 2 | 育成板|本人と上長が別々に点を付けてから、面談で「決めた点」と「次に経験させること」を埋めます。 | ||||||
| 3 | |||||||
| 4 | 領域 | 項目 | 3(現場で一人で進められる)の目安 | 本人 | 上長 | 決めた点 | 次に経験させること |
| 5 | |||||||
| 6 | |||||||
| 7 | |||||||
| 8 | |||||||
| 9 | |||||||
| 10 | |||||||
| 11 | (空欄があと22行つづきます) | ||||||
| 12 | 平均 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |||
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト 集計とよみ方 【編集用】 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | ||||
| 6 | ||||
| 7 | ||||
| 8 | ||||
| 9 | ||||
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト 次の打ち手 【編集用】 | ||||
| 2 | 育成板|見つかったときに何をするかを決めるシートです。「気をつける」で終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | |||||
| 6 | |||||
| 7 | |||||
| 8 | |||||
| 9 | |||||
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的なFDE(フォワードデプロイドエンジニア)を目指す人の、いまのスキルの確かめをもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 FDEは法令で定められた職種ではなく、このチェックリストも公的な基準や検定の様式ではありません。民間の検定(FDE検定など)とは関係のない、社内で使うための目安です。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(合同会社商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
| 13 | |||||
| 14 | |||||
| 15 | |||||
| 16 | |||||
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト(編集用)の使い方 | |||
| 2 | ||||
| 3 | 手順 | 内容 | ||
| 4 | 1 | まず28項目から、自社の案件で使わない項目を外します。実装・データとAI・業務の理解・顧客との推進の4領域は、必ず残してください。実装だけにすると、FDEとして足りないところが見えません。 | ||
| 5 | 2 | 本人と上長が、それぞれ別に0〜4を付けます。上長は本人の点を見てから付けないでください。 | ||
| 6 | 3 | 面談で、点が割れた項目だけ根拠の案件を出し合い、「決めた点」を入れます。 | ||
| 7 | 4 | 決めた点が1以下の項目から、次の案件で経験させることを3つ選び、「次に経験させること」に書きます。 | ||
| 8 | 5 | 点はプルダウンで選びます。平均の行は数式で出るので、手で書かないでください。 | ||
| 9 | 6 | 半年ごとに前のファイルを残したまま付け直し、領域ごとの平均が上がったかを比べます。 | ||
| 10 | ||||
| 11 | お手本との使い分け | |||
| 12 | このファイルは編集用です。項目名と表の構造だけを残し、中身は空にしてあります。 書き方は、お手本(fde-skill-checklist.xlsx)の「スキルチェック」シートに記入例が入っています。 お手本もこのページからダウンロードできます: https://ikusei.tenkenban.com/template/fde-skill-checklist/ | |||
| 13 | ||||
| 14 | ||||
| 15 | ||||
▼ の欄はドロップダウンから選べます。うすく色を敷いた行が、記入する欄です。
記入例(お手本)
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|FDEスキルチェックリストを、誰がいつ書いて誰が判断するかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | 項目を絞る | 期初 | 開発部門のマネージャー | 28項目から、自社の案件で使わない項目を外す。4領域は必ず残す | スキルチェック |
| 6 | 本人が付ける | 面談の2週間前 | FDE候補の本人 | 直近半年の案件を思い出し、本人の欄に0〜4を付ける | スキルチェック |
| 7 | 上長が付ける | 面談の1週間前 | 上長 | 本人の点を見ずに、上長の欄に付ける | スキルチェック |
| 8 | 決める | 面談 | 上長 + 本人 | 割れた項目だけ根拠の案件を出し合い、決めた点を入れる | スキルチェック |
| 9 | 経験させることを決める | 面談 | 上長 + 本人 | 決めた点が1以下の項目から、次の案件で経験させることを3つ選ぶ | 次の打ち手 |
| 10 | 付け直す | 半年ごと | 上長 + 本人 | 前のファイルを残したまま付け直し、領域ごとの平均が上がったかを比べる | 集計とよみ方 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト 判定のものさし | |||
| 2 | 育成板|点は0から4の5段階です。「知っている」ではなく、直近半年の案件で実際にやったかで付けてください。3は「顧客の現場で、やり方が決まっていない課題でも自分で決めて進められる」状態で、FDEとして一人で現場に出せる目安です。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 点 | 呼び方 | この状態が見えていれば通す | その線をどう引くか |
| 5 | 0 | やったことがない | その項目を、案件でも社内の練習でも一度もやっていない | 直近1年に、その項目に当たる作業が1件も無ければ0 |
| 6 | 1 | 横で見た・練習した | 先輩の案件に同席したか、社内の練習で一度やった | 顧客に出した成果物に、その項目の作業が入っていなければ1 |
| 7 | 2 | 決まった範囲ならできる | やり方が決まっている範囲なら、顧客の案件で一人で終えられる | 直近半年に、上長の手直しが1回以内で顧客に出せた作業が2件以上あるか |
| 8 | 3 | 現場で一人で進められる | やり方が決まっていない課題でも、選択肢を出して自分で決め、顧客の担当者と進められる | 上長が同席しない場で決めたことが、あとで覆らずに案件が進んだ件があるか |
| 9 | 4 | 人に教えられる | 他のメンバーの進め方を見て、直す点を具体的に返せる | 後輩の案件に返した指摘で、顧客からの差し戻しが減った件が半年に2件以上あるか |
| A | B | C | D | E | F | G | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト スキルチェック | ||||||
| 2 | 育成板|受託開発の会社で、FDEを目指す入社6年目のバックエンドエンジニア(架空)の記入例です。点はプルダウンで0〜4を選びます。本人と上長の点が割れた項目は、根拠の案件を出し合って「決めた点」を入れています。 | ||||||
| 3 | |||||||
| 4 | 領域 | 項目 | 3(現場で一人で進められる)の目安 | 本人 | 上長 | 決めた点 | 次に経験させること |
| 5 | 実装 | 試作を短い期間で作る | 業務の担当者に見せられる試作を、2週間以内に一人で動かせる | 3 | 3 | 3 | 維持。次の案件では初回の打ち合わせから2週間で見せる |
| 6 | API とデータの連携 | 顧客の既存システムとつなぐ処理を、認証と失敗時の扱いまで含めて書ける | 3 | 3 | 3 | 維持 | |
| 7 | データベースと SQL | 顧客のデータから必要な数字を自分で抜き出し、元の帳票と合うかを確かめられる | 3 | 2 | 2 | 本人は3と付けたが、集計が元の帳票と合わず2回出し直した。次の案件で集計の検証を持つ | |
| 8 | 本番に出して運用する | 作ったものを本番に出し、止まったときに戻す手順を顧客側に残せる | 2 | 2 | 2 | 次の案件で、戻す手順書を自分で書いて顧客の情報システム部門に渡す | |
| 9 | セキュリティと権限 | 顧客のデータを扱う範囲を先に決め、持ち出しや権限の穴を作らない形で組める | 2 | 2 | 2 | 維持 | |
| 10 | クラウドの構成と費用 | 必要な構成を選び、月の費用の見込みを顧客に説明できる | 2 | 1 | 1 | 費用の見込みを出したことがない。次の見積もりで構成と費用の欄を任せる | |
| 11 | 引き継げる形に整える | 自分が抜けたあと、顧客側や社内の人が直せる形でコードと説明を残せる | 2 | 2 | 2 | 維持 | |
| 12 | データ・AI | 生成AIの得意と不得意 | 業務のどこにAIを使い、どこに使わないかを、理由を付けて説明できる | 3 | 2 | 2 | 社内向けの説明はできるが、顧客の前ではまだ話していない。次の提案の場で説明を持つ |
| 13 | AIの出力を測る | 出力の良し悪しを測る例題を20問ほど作り、直す前と後で比べられる | 2 | 1 | 1 | 例題を作ったことがない。次の案件で、担当者と一緒に例題を作る | |
| 14 | 社内文書を使った回答の仕組み(RAG) | 社内の文書を検索して答える仕組みを作り、外れた回答の原因を切り分けられる | 2 | 1 | 1 | 社内の勉強会で作った経験だけ。顧客の文書で1件作る | |
| 15 | AIエージェントと業務の自動化 | 人の判断が要るところを残したまま、手作業の手順を自動で流せる | 1 | 1 | 1 | 社内の経費の確認作業を題材に、1本作ってみる | |
| 16 | データの欠けとゆれを直す | 欠け・表記のゆれ・重複を見つけ、どこまで直せば使えるかを顧客と決められる | 3 | 2 | 2 | 直すことはできるが、どこまで直すかを顧客と決めたことがない | |
| 17 | 効果を数字で測る | 入れる前と後で、時間や件数を測る方法を決め、数字で報告できる | 1 | 1 | 1 | 次の案件で、入れる前の作業時間を先に測る | |
| 18 | AIの利用ルールを守る | 顧客の情報を外部のAIに渡してよい範囲を確かめ、守れる設定で作れる | 2 | 2 | 2 | 維持 | |
| 19 | 業務の理解 | 業務の流れを1枚に描く | 担当者の話から、いまの業務の流れと手作業の箇所を1枚の図に描ける | 2 | 2 | 2 | 次の聞き取りで、その場で図を描いて担当者に直してもらう |
| 20 | 現場で作業を見る | 担当者の作業を横で見て、聞き取りでは出なかった手間を3つ以上挙げられる | 1 | 1 | 1 | 次の案件で、半日の同席を予定に入れる | |
| 21 | 頼まれたことと困りごとを分ける | 頼まれた機能と、本当に困っていることを分けて、先に解く課題を決められる | 2 | 1 | 1 | 前の案件で、頼まれた画面をそのまま作り、使われなかった。次は課題の一覧を先に出す | |
| 22 | 業界の言葉と決まり | 顧客の業界の用語と、守る法令や社内規程を確かめてから設計できる | 2 | 1 | 1 | 次の案件の業界の用語集を、着手前に自分で作る | |
| 23 | 良くなったと言える数字を決める | 課題ごとに、良くなったと言える数字(KPI)を担当者と合意できる | 1 | 1 | 1 | 上長が決めた数字を見たことしかない。次は本人が案を出す | |
| 24 | システムと運用の線引き | システムで変えることと、仕事の手順で変えることを分けて提案できる | 2 | 1 | 1 | 提案書の中で、運用で変える欄を必ず1行書く | |
| 25 | 使われているかを確かめる | 使われているかを利用の記録と聞き取りで確かめ、使われない理由を潰せる | 1 | 1 | 1 | 前の案件の利用の記録を、上長と一緒に読み直す | |
| 26 | 顧客との推進 | 技術を知らない人への説明 | 技術の話を、担当者が自分の上司に説明し直せる言葉で伝えられる | 3 | 2 | 2 | 社内では通じるが、顧客の担当者から聞き返しが毎回2〜3回ある |
| 27 | 打ち合わせのうちに決める | 打ち合わせで決めたいことを先に並べ、持ち帰りを3件以内にできる | 2 | 2 | 2 | 維持 | |
| 28 | 範囲と期限を約束する | 作る範囲と期限を文書に残し、変更が来たら影響を示して決め直せる | 2 | 2 | 2 | 維持 | |
| 29 | 経営層に報告する | 効果と次の判断の材料を、10分で報告できる形にまとめられる | 1 | 1 | 1 | 次の月次報告で、上長の資料の一部を任せる | |
| 30 | 社内へ持ち帰る | 案件で作ったものや分かったことを、自社の製品や社内の型に戻す提案ができる | 1 | 1 | 1 | 案件の終わりに、持ち帰りの提案を1枚書く | |
| 31 | 上長なしで現場に入る | 上長が同席しない場で、顧客の担当者と課題を決めて進められる | 1 | 1 | 1 | 次の案件の後半から、週1回の定例を一人で持つ | |
| 32 | 立場の違う人をそろえる | 現場・情報システム部門・経営の3者の言い分をそろえて進められる | 1 | 1 | 1 | 3者が出る会議に同席し、議事録で言い分の違いを書き分ける | |
| 33 | 平均 | 1.9 | 1.5 | 1.5 | |||
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト 集計とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 決めた点が3以上の項目 | 2件 | 28項目のうち、試作を短い期間で作る・API とデータの連携の2つだけです。どれも実装の領域です。 | 作る力だけが育ったまま顧客の現場に出すと、頼まれた機能をそのまま作り、使われない仕組みが残ります。 |
| 6 | 本人と上長の点が割れた項目 | 10件 | 28項目のうち10項目で、どれも本人のほうが1高く付けています。生成AIの得意と不得意・技術を知らない人への説明のように、社内ではできても顧客の前でまだやっていない項目が中心です。決めた点は上長の点にそろえています。 | 割れた点を平均で決めると、顧客の前で試していない項目まで「できる」扱いになり、現場で初めてつまずきます。 |
| 7 | 領域ごとの平均(決めた点) | 実装 2.1/データ・AI 1.4/業務の理解 1.1/顧客との推進 1.4 | 実装が最も高く、業務の理解が最も低い並びです。お手本の候補は、作る力に比べて現場と顧客の側が追いついていません。 | 平均だけを見て「実装は足りている」と判断すると、低い領域の経験を積ませる順番が後回しになります。 |
| 8 | 決めた点が1以下の項目 | 15件 | 内訳は、業務の理解が6件、顧客との推進が4件、データ・AIが4件、実装が1件です。どれも、横で見たか社内で練習しただけで、顧客の案件ではまだ自分でやっていない項目です。 | 1以下の項目は研修だけでは上がりません。次の案件で経験させる項目を決めないまま半年たつと、同じ点のまま付け直すことになります。 |
| 9 | 次の案件で経験させる項目 | 3件 | 上長と本人で、効果を数字で測る・現場で作業を見る・上長なしで現場に入るの3つを選んでいます。どれも次の案件の中でできることです。 | 一度に10項目を経験させようとすると、案件の納期に押されてどれも半端に終わります。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | FDEスキルチェックリスト 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|見つかったときに何をするかを決めるシートです。「気をつける」で終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 業務の理解の点が低い | 次の案件で、顧客の担当者の作業に半日同席させます。同席のあとに、業務の流れの図と手間の一覧を本人に書かせ、上長が見て返します。 | 業務の流れの図と手間の一覧 | 次の案件の最初の1か月 | 同席のあとに書いた手間の一覧に、聞き取りでは出なかった項目が3つ以上あるか |
| 6 | 顧客との推進の点が低い | 週1回の定例のうち1回を本人に持たせ、上長は同席だけにします。終わったあとに、決まったことと持ち帰りの数を一緒に数えます。 | 定例の議事録 | 次の案件の後半 | 本人が持った定例の持ち帰りが、3回続けて3件以内か |
| 7 | 効果を数字で測ったことがない | 仕組みを入れる前に、担当者の作業時間を1週間測らせます。入れたあとに同じ測り方で比べ、報告の1枚を本人に作らせます。 | 作業時間の記録と報告の1枚 | 次の案件の着手前 | 入れる前と後の作業時間が、同じ測り方で比べられているか |
| 8 | 本人と上長の点が割れた | 割れた項目だけ、直近半年の案件を出し合って決めます。平均で決めず、顧客に出した成果物があるかで決めます。 | このチェックリスト | 面談のうち | 決めた点の根拠として、案件の名前か成果物が書かれているか |
| 9 | 半年たっても点が上がらない | 「次に経験させること」に書いた作業を、実際に案件で割り当てたかを先に確かめます。割り当てていなければ、本人ではなく配置の問題です。 | 前の期のこのファイルと案件の担当表 | 半年の付け直しのとき | 次に経験させることに書いた作業が、案件の担当表に1件以上入っていたか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的なFDE(フォワードデプロイドエンジニア)を目指す人の、いまのスキルの確かめをもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 FDEは法令で定められた職種ではなく、このチェックリストも公的な基準や検定の様式ではありません。民間の検定(FDE検定など)とは関係のない、社内で使うための目安です。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(合同会社商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で8枚になります |
| シート | 使い方 / 判定のものさし / 本体 / 集計とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 19KB / 編集用 約 16KB / PDF 約 708KB |
| 更新日 | 2026-10-20 |
使い方
- まず28項目から、自社の案件で使わない項目を外します。実装・データとAI・業務の理解・顧客との推進の4領域は、必ず残してください。実装だけにすると、FDEとして足りないところが見えません。
- 本人と上長が、それぞれ別に0〜4を付けます。上長は本人の点を見てから付けないでください。
- 面談で、点が割れた項目だけ根拠の案件を出し合い、「決めた点」を入れます。
- 決めた点が1以下の項目から、次の案件で経験させることを3つ選び、「次に経験させること」に書きます。
- 点はプルダウンで選びます。平均の行は数式で出るので、手で書かないでください。
- 半年ごとに前のファイルを残したまま付け直し、領域ごとの平均が上がったかを比べます。
カスタマイズ方法
- 自社の製品を持っている会社は、実装の領域に「自社製品の設定と拡張」を足してください。製品を持つFDEは、作るより製品を合わせる場面が多くなります。
- AIを使わない案件が中心の会社は、データ・AIの領域を「データの整備と見える化」に置き換えてください。4領域の数はそろえたままにします。
- 社内のDX担当をFDE型に育てる場合は、顧客を「社内の利用部門」に読み替えてください。項目はそのまま使えます。
- 等級と結び付けるときは、「決めた点が3以上の項目がいくつあれば一人で現場に出すか」を先に決め、育成計画表に書いてください。
利用上の注意
- このチェックリストは、社内でFDE候補のスキルの現在地と、次に経験させることをそろえるための様式です。公的な基準や民間の検定の様式ではありません。記入例は架空の社員と案件のものです。
- 点を賃金や等級に使う場合は、その決め方を賃金規程・等級制度に定めて本人に知らせてください。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-10-20)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
FDEになるのに資格は必要ですか?
必須の資格はありません。FDEは法令で決まった職種ではなく、募集している会社も資格より案件での経験を見ています。2026年には民間のFDE検定も始まりましたが、まだ始まったばかりです。このチェックリストで足りない領域を先に確かめ、そこを埋める資格や研修を選ぶほうが無駄がありません。
項目は何個くらいにすればよいですか?
お手本は4領域で28項目です。1領域あたり7項目前後にすると、30分ほどで付けられます。50項目を超えると半年ごとの付け直しが続きません。自社の案件で使わない項目は外し、4領域の数は残してください。
3を付けてよいのはどんなときですか?
顧客の現場で、やり方が決まっていない課題でも自分で決めて進められたときです。上長が同席しない場で決めたことが、あとで覆らずに案件が進んだ実績があるかで見ます。社内の練習でできただけなら1、決まった範囲で一人でできたなら2にしてください。
本人の点と上長の点が違うときはどうしますか?
割れた項目だけ、直近半年の案件を出し合って決めます。平均では決めません。お手本では10項目が割れていて、どれも本人が1高く付けています。顧客の前でまだやっていない項目は、上長の点にそろえています。