キャリアパスエンジニア等級制度複線型テックリード

エンジニアのキャリアパス表(Excel・無料)

ITエンジニアの等級を6段に分け、3等級から技術の道と管理の道に分かれる複線型のキャリアパス表のお手本です。等級ごとの職種名の例(テックリード・SRE・PdM・エンジニアリングマネージャーなど)、目安の在籍年数、上がるときに見る証拠まで記入済みです。等級ごとの要件(技術・進め方・人への関わり)とITSSの目安、キャリア面談シートも付いています。

Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-10-09

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このシートは誰向けですか

  • エンジニアの等級制度とキャリアパスを作りたいIT企業の人事担当者
  • 技術の強い中堅が辞めていくことに困っている開発部門の責任者
  • キャリア面談で、次に何を目指すかを示したいチームリーダー
  • 管理職にならないと給料が上がらない制度を見直したい経営者

どのような場面で使いますか

等級制度を作り直すときと、中堅エンジニアのキャリア面談で使います。上がる道が管理職しかないと、技術の強い人ほど上がる前に辞めます。お手本では、3等級から技術の道と管理の道を分け、どちらを選んでも同じ等級まで上がれる形にしています。

含まれる項目

このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。

  • キャリアパス(エンジニア)(6行・7列の記入例つき)
  • 列は 等級/呼び方/技術の道で求めること/管理の道で求めること/職種名の例/目安の在籍年数/上がるときに見る証拠
  • 判定の定義 3段階(まだ上げない/候補にする/上げる)
  • 使い方 6段階(等級を決める/道を分ける/本人と話す/証拠を集める/判定する/見直す)
  • 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
  • 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
  • 印刷範囲とページの区切りを設定済み
  • お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
  • 等級ごとの要件(技術・進め方・人への関わりとITSSの目安。6等級ぶん)
  • キャリア面談シート(目指す等級と道・足りない証拠・次の期に任せる案件の記入例)

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4。シートごとに印刷でき、全部で7枚になります
シート使い方 / 判定のものさし / キャリアパス(エンジニア) / 等級ごとの要件 / キャリア面談シート / 集計とよみ方 / 次の打ち手
マクロ使用していません
ファイルサイズお手本 約 19KB / 編集用 約 17KB / PDF 約 319KB
更新日2026-10-09

使い方

  1. まず、等級ごとに求めることと、上がるときに見る証拠を書きます。証拠は在籍年数ではなく、案件の記録で書いてください。
  2. 技術の道と管理の道が分かれる等級を決めます。お手本では3等級です。
  3. 技術の道の上限を、管理の道と同じ等級にします。ここが低いと、技術の強い人が辞めます。
  4. 年1回のキャリア面談で、本人と今の等級・次に目指す等級・道を確かめます。
  5. 昇格の時期に、証拠がそろったかを2人以上の上長で確かめます。
  6. 年1回、等級ごとの人数を数え、詰まっている等級の証拠を見直します。

カスタマイズ方法

  • 社内SEの部門は、技術の道を「基盤」と「業務システム」に分けて3列にしてください。社内SEは、作るより選んで頼む場面が多くなります。
  • 人数が20人に満たない会社は、等級を4段にまとめてください。6段にすると、等級ごとの人数が1人か0人になります。
  • スキルマップと結び付けるときは、等級ごとに「レベル3以上が何項目あれば上がるか」を証拠の欄に足してください。
  • 受託開発の会社は、管理の道の4等級以上に「顧客との約束を守った記録」を証拠として足してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • この表は、エンジニアの等級と道を社内でそろえるための様式です。記入例は架空の会社のもので、等級の数や年数は例です。
  • 等級を賃金・手当に反映する場合は、その決め方を賃金規程に定め、本人に周知してください。制度を変えて賃金が下がる人が出る場合は、就業規則の変更の手続きを確かめてください。
  • 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
  • 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
  • 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-10-09)をご確認ください。
  • 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。

よくある質問

業種を問わないキャリアパス表と、何が違いますか?

技術の道と管理の道を、同じ高さまで並べている点です。エンジニアは、技術を極める人と人を率いる人で、求めることがまるで違います。1本の道にすると、技術の強い人が向かない管理職になるか、上がれずに辞めます。お手本では3等級から2列に分け、職種名の例(テックリード・SRE・PdM など)も等級ごとに入れています。

道はいつ選ばせればよいですか?

両方を一度経験してからです。お手本では3等級(入社後3〜7年ほど)で分けています。それより前に選ばせると、もう一方を知らないまま上がります。3等級のうちに、技術のリードとチームの進捗管理を一度ずつ任せてから、キャリア面談シートで本人と話してください。

テックリードとプロジェクトリーダーは同じ等級でよいですか?

お手本では同じ4等級に置いています。技術の決定に責任を持つ人と、案件の計画と見積もりに責任を持つ人は、役割は違っても会社への貢献の大きさは同じだと考えるためです。違う等級に置くと、どちらかの道を選ぶ人がいなくなります。

ITSSのレベルと等級は、どう対応させればよいですか?

等級ごとの要件のシートに、ITSS(ITスキル標準)のレベルの目安を添えています。1等級をレベル1〜2、3等級をレベル3、4等級をレベル4のように置いています。ITSSはIPA(情報処理推進機構)が公開している指標で、この対応は公式のものではなく社内の目安です。

給与とはどう結び付けますか?

この表は等級と道を決めるためのもので、給与の額は入れていません。等級ごとの基本給の幅を決める場合は、賃金規程に定めて本人に周知してください。キャリア面談シートの「足りない証拠」と、昇給・賞与の査定シートを合わせて使うと、上がる理由を本人に説明しやすくなります。