安全運転実技 確認表(Excel・無料)
運転そのものの技能を、場面ごとに分けて確かめる確認表のお手本です。場面を7つ記入済みで、車格ごとに変わる感覚と、やり直させる条件まで書いてあり、道路に出る前に構内で見る形にしてあります。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-06
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ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- 採用した人に車を渡す前に確かめたい運行管理者
- 添乗の指導に入る先輩ドライバー
- 車格を上げるときの基準を決めていない運送会社の経営者
- 構内での接触が続いている営業所の責任者
どのような場面で使いますか
採用した人に車を渡す前と、乗る車格が上がったときに使います。免許があることと、その車を扱えることは別です。お手本では、道路に出る前に構内で見る場面を先に置き、車の四隅がどこにあるかを分かっているかを判定の中心にしています。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- 安全運転実技の確認(7行・6列の記入例つき)
- 列は No/場面/見るところ/やり直させる条件/起きやすい接触/実技
- 実技の定義 4段階(車を渡していない/構内なら扱える/道路を走れる/条件が悪くても走れる)
- 使い方 6段階(確かめる/構内で見る/道路で見る/数える/天候の悪い日に見る/車格を上げる)
- 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
- 印刷範囲とページの区切りを設定済み
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 安全運転実技 確認表 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|安全運転実技 確認表を、誰がいつ書いて誰が判断するかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | 確かめる | 車を渡す前 | 運行管理者 | 免許の種類と、運転できる車格を現物で確かめる | 安全運転実技の確認 |
| 6 | 構内で見る | 道路に出る前 | 先輩ドライバー | 構内で7場面のうち構内でできるものを見る | 判定のものさし |
| 7 | 道路で見る | 構内で通ってから | 先輩ドライバー | 同乗して一般道を走らせ、指摘した場面を書く | 安全運転実技の確認 |
| 8 | 数える | 週に1回 | 運行管理者 | 指摘の数と、指摘の出た場面の偏りを見る | 集計とよみ方 |
| 9 | 天候の悪い日に見る | 雨か夜間の日 | 先輩ドライバー | 条件の悪い日に同乗し、速度と車間の落とし方を見る | 安全運転実技の確認 |
| 10 | 車格を上げる | 前の車格で路になってから | 運行管理者 | 車格を1段上げ、構内からもう一度見る | 次の打ち手 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 安全運転実技 確認表 判定のものさし | |||
| 2 | 育成板|実技は4段階で見ます。走れるかではなく、車の四隅がどこにあるかを分かっているかで分けます。接触は、見えていない側で起きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 実技 | 呼び方 | この状態が見えていれば通す | その線をどう引くか |
| 5 | 未 | 車を渡していない | その車格でまだ運転させていない | その車格で運転した日が無ければ未 |
| 6 | 構 | 構内なら扱える | 広い場所では動かせるが、狭い場所で降りて確かめない | 構内で1回でも接触しそうな場面があれば構のまま |
| 7 | 路 | 道路を走れる | 一般道で流れに乗り、巻き込みと死角を意識して曲がれる | 同乗して2回、指摘なしで走り切れたかで見る |
| 8 | 全 | 条件が悪くても走れる | 雨・夜間・雪・強風の日に、速度と車間を自分で落とせる | 天候の悪い日に同乗した記録があるかで見る |
| A | B | C | D | E | F | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 安全運転実技 確認表 安全運転実技の確認 | |||||
| 2 | 育成板|4トン車に乗り換えた人1人ぶんの記入例です。構内で通ってから道路に出してください。 | |||||
| 3 | ||||||
| 4 | No | 場面 | 見るところ | やり直させる条件 | 起きやすい接触 | 実技 |
| 5 | 1 | 乗り込む前の一周 | 車の周りを一周し、下と後ろに人と物が無いかを見る | 一周せずに乗り込んだ | 発進のときに、後ろの台車を押してしまう | 路 |
| 6 | 2 | 構内での発進と停止 | 半クラッチと制動の距離を、荷を積んだ状態で確かめる | 停止の位置が線を越えた | 前の車との距離を詰めすぎ、追突する | 路 |
| 7 | 3 | 狭い場所での後退 | 降りて後ろを見てから、切り返しを最小にして寄せる | 降りずに後退した | 見えない側の柱や壁に当てる | 構 |
| 8 | 4 | 左折と巻き込み | 曲がる前に左後方を目視し、内輪差の分だけ外へ振る | 目視をせずにハンドルを切った | 左後輪が縁石や人を巻き込む | 路 |
| 9 | 5 | 車高と車幅のある場所 | 高さ制限と幅の表示を、通る前に読む | 表示を見ずに進入した | 看板や屋根に上部を当てる | 構 |
| 10 | 6 | 車間と速度 | 積載の状態に合わせて車間を広げ、下り坂で速度を落とす | 前車との距離が詰まったまま走った | 荷を積んだ状態で止まりきれない | 路 |
| 11 | 7 | 雨と夜間の走行 | 速度を落とし、路面と対向車の見え方の変化に合わせる | 晴れの日と同じ速度で走った | 雨の交差点で停止線を越える | 未 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 安全運転実技 確認表 集計とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 実技が構の場面 | 2件 | 狭い場所での後退と、車高のある場所の2つです。どちらも見えていない側で接触が起きます。 | 構のまま道路に出すと、初めての納品先で降りずに後退し、当てます。 |
| 6 | 実技が路の場面 | 4件 | 一周・発進と停止・左折・車間の4つは、同乗して指摘なしで走れています。 | できている場面まで同乗を続けると、構の2場面に手をかける時間が残りません。 |
| 7 | 実技が未の場面 | 1件 | 雨と夜間の走行だけ、まだ条件の悪い日に当たっていません。 | 晴れた日だけで判定すると、初めての雨の日が本番になります。 |
| 8 | 降りて確かめた回数 | 3回 | 狭い場所で降りて後ろを見たのは、5回のうち3回でした。残り2回は降りていません。 | 降りない回が残ると、見えない側の接触はいつまでも減りません。 |
| 9 | 乗り換えてからの日数 | 10日 | 4トン車に乗り換えて10日ぶんの記録です。車格が変われば、また構内から見ます。 | 前の車格の判定を持ち越すと、四隅の位置が違うまま道路に出ます。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 安全運転実技 確認表 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|見つかったときに何をするかを決めるシートです。「気をつける」で終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 狭い場所で降りずに後退した | その場で止めて、降りて見る動きをやり直させます。降りる手間を惜しむと、当てた日の損害のほうが大きくなります。 | この表のやり直させる条件の欄 | 見つけたその時 | 次の5回で、降りて確かめた回数が5回になっているか |
| 6 | 構の場面を残したまま道路に出すことになった | その場面に当たる便を当面外します。狭い納品先と高さ制限のある経路を、配車で避けます。 | 配車の予定表 | 道路に出す前日 | 外した経路が、配車の予定表にも書かれているか |
| 7 | 左折で巻き込みそうになった | 曲がる前の目視を、声に出させる形に変えます。頭の中の確認は、後から見ても分かりません。 | この表の左折と巻き込みの行 | 見つけたその日 | 次の同乗で、目視のたびに声が出ているか |
| 8 | 雨と夜間の日に当たっていない | 天候の悪い日に同乗の予定を入れます。晴れの日だけで通すと、初めての雨が本番になります。 | 同乗の予定表 | 梅雨か冬に入る前 | 条件の悪い日に同乗した記録が1回以上あるか |
| 9 | 車格を上げることになった | 構内からもう一度見ます。前の車格の判定を持ち越さないでください。四隅の位置が変わります。 | この表を1枚 | 車格を上げる前 | 新しい車格で、構内の場面から記録が始まっているか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的な運転そのものの技能の確認をもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 運転できる車両の区分は道路交通法上の免許の種類によります。初任運転者への実技の指導は、貨物自動車運送事業輸送安全規則に時間数と記録の定めが別にあり、この表はその記録の代わりにはなりません。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 判定のものさし / 本体 / 集計とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 15KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 262KB |
| 更新日 | 2026-09-06 |
使い方
- まず、免許の種類と運転できる車格を現物で確かめます。この確認をしていない人には、この表を使いません。
- 自社が保有する車格に合わせて場面を書きます。扱わない場面の行は作らないでください。
- 構内で通ってから道路に出してください。狭い場所での後退と高さの確認は、構内で見られます。
- やり直させる条件の欄を空欄にしないでください。空欄だと、走り切れたかどうかだけで判定することになります。
- 同乗して2回、指摘なしで走り切れたら路にします。1回で通さないでください。
- 車格を上げたら、構内からもう一度見ます。前の車格の判定を持ち越さないでください。
カスタマイズ方法
- けん引の車両を保有する会社は、後退の行を2行に分け、連結した状態の後退を別に見てください。
- 構内が狭い会社は、構内の場面を借りた場所で行ってください。狭い構内では、見る前に当ててしまいます。
- 冷凍や幌の車を持つ会社は、車高と車幅の行に、扉を開けたときの寸法を足してください。
- 高速道路を多く使う会社は、車間と速度の行を2行に分け、合流と車線変更を別に見てください。
利用上の注意
- この表は、運転の技能を社内で確かめるための様式です。免許の区分、初任運転者への実技の指導の時間数と記録は法令に定めがあり、この表とは別に満たしてください。
- 構内での実技は、他の車と人の動きが無い時間帯に行ってください。判定のために危ない状態を作らないでください。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-06)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
免許があるのに、実技を見る必要がありますか?
あります。免許は運転してよいかどうかで、その車の四隅がどこにあるかは別です。お手本でも、4トン車に乗り換えた人が、狭い場所での後退と高さの確認で構のまま残っています。車格が変われば、感覚は作り直しになります。
なぜ構内から見るのですか?
狭い場所での後退と高さの確認は、構内で安全に見られるからです。道路でこれを見ようとすると、見ている最中に当てます。お手本では7場面のうち2場面を構内で見る形にし、そこを通ってから道路に出しています。
降りて後ろを見る手間を惜しむ人がいます。
回数を数えてください。お手本では5回のうち3回しか降りていませんでした。「気をつける」ではなく、降りた回数を記録に残す形にすると、本人にも見えます。降りる手間より、当てた日の損害のほうがはるかに大きくなります。
雨や夜間の日に、わざわざ同乗するのですか?
してください。晴れた日だけで判定すると、初めての雨の日が本番になります。お手本ではこの場面だけが未のまま残っています。梅雨か冬に入る前に、同乗の予定へ1回入れてください。