製造作業者の独り立ち判定表(Excel・無料)
工程に一人で入れてよいかを決める判定表のお手本です。場面を8つ記入済みで、判定を止める条件と、止めずに入れたときにラインがどう止まるかまで書いてあり、人が足りない日に押し切られない形にしてあります。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-06
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ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- 作業の認定は揃ったが、工程を任せる線を決めかねている製造課長
- 人が抜けるたびに判定を前倒ししている工場長
- 「もう慣れたはず」で入れられ、不安なまま立っている新人作業者
- 独り立ちの線が班によって違う工場の管理者
どのような場面で使いますか
作業ひとつずつの認定が揃ってきて、そろそろ一人で工程に入れたいときに使います。作業ができることと、工程を持てることは別です。お手本では、判定を止める条件の欄を先に埋め、そこに1つでも当たれば日付を入れない形にしています。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- 作業者の独り立ち判定(8行・6列の記入例つき)
- 列は No/場面/一人で持ってよい状態/判定を止める条件/できていないと起きること/判定
- 判定の定義 4段階(まだ入れていない/付いていればできる/一人で工程を持てる/おかしい時に止められる)
- 使い方 6段階(場面を並べる/付いて見る/一人で持たせる/止める力を見る/数える/判定する)
- 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
- 印刷範囲とページの区切りを設定済み
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 製造作業者の独り立ち判定表 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|製造作業者の独り立ち判定表を、誰がいつ書いて誰が判断するかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | 場面を並べる | 配置の前 | 製造課長 | 工程の1直を場面に割り、任せる順に並べる | 作業者の独り立ち判定 |
| 6 | 付いて見る | 配置から2週 | 班長 | 同じ工程に立ち、手直しが出た場面だけを書く | 判定のものさし |
| 7 | 一人で持たせる | 付になってから | 班長 | 先輩は別の工程に立ち、呼ばれたら行く形にする | 作業者の独り立ち判定 |
| 8 | 止める力を見る | 単になってから | 製造課長 | いつもと違う日に、自分で止めたかどうかを書く | 判定のものさし |
| 9 | 数える | 週に1回 | 製造課長 | 止まっている場面と、止める条件に当たった数を見る | 集計とよみ方 |
| 10 | 判定する | 全場面が単になってから | 工場長 | 止める条件に当たっていなければ日付を入れる | 次の打ち手 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 製造作業者の独り立ち判定表 判定のものさし | |||
| 2 | 育成板|判定は4段階で見ます。作れるかではなく、いつもと違うときに自分で止められるかで分けます。流してしまった分は、後の工程まで進みます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 判定 | 呼び方 | この状態が見えていれば通す | その線をどう引くか |
| 5 | 未 | まだ入れていない | その場面を一人の直で持たせた日が無い | その場面の記録が1回も無ければ未 |
| 6 | 付 | 付いていればできる | 先輩が同じ工程にいれば、決められた数を作れる | 手直しが直近5回で1回以内かどうかで見る |
| 7 | 単 | 一人で工程を持てる | 先輩が別の工程にいても、時間内に数を作れる | 同じ工程を一人で5直通して、応援が要らなかったかで見る |
| 8 | 止 | おかしい時に止められる | いつもと違う音・寸法・手ごたえに気づいて、自分で止められる | 実際に止めた記録があるかで見る |
| A | B | C | D | E | F | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 製造作業者の独り立ち判定表 作業者の独り立ち判定 | |||||
| 2 | 育成板|配置から3か月目の作業者1人ぶんの記入例です。止める条件に1つでも当たっていれば、日付を入れないでください。 | |||||
| 3 | ||||||
| 4 | No | 場面 | 一人で持ってよい状態 | 判定を止める条件 | できていないと起きること | 判定 |
| 5 | 1 | 始業前の準備 | 前直からの申し送りを読み、必要な物を自分で揃えられる | 申し送りを読まずに始めた直がある | 前直の不具合を知らずに、同じ物を作り続ける | 単 |
| 6 | 2 | 材料の受け入れ | 指示書と材料の表示を突き合わせ、違えば受け取らない | 表示を見ずに受け取った回がある | 違う材料で作り、その直の分がまるごと使えなくなる | 単 |
| 7 | 3 | 決められた数を時間内に作る | 標準の時間の1割増しの範囲で、その直の数を作れる | 応援を呼ばずに遅れを翌直へ回した回がある | 次の直に遅れが持ち越され、二直続けて追いつかない | 単 |
| 8 | 4 | 寸法と外観の自主検査 | 決められた頻度で測り、記録に数値で残せる | 測らずに記録だけを書いた回がある | 外れた物が後の工程へ流れ、まとめて手直しになる | 単 |
| 9 | 5 | 手直しの判断 | 直せる範囲と直せない範囲を分け、直せない物を分けて置ける | 直せない物を自分で直そうとした回がある | 直した跡が残った物が出荷され、後から返される | 付 |
| 10 | 6 | 設備の異常に気づく | いつもと違う音・振動・手ごたえで、自分で止められる | 違いに気づいたのに、直の終わりまで流した回がある | 止まるまで作り続け、その直の分が全部だめになる | 止 |
| 11 | 7 | 交替と申し送り | その直で変わったことを、次の直へ数と一緒に伝えられる | 申し送りで伝え忘れた回が直近にある | 次の直が知らないまま、同じ場所で同じ不良を出す | 付 |
| 12 | 8 | 終業後の後始末 | 設備と工具を決められた場所へ戻し、次の直が探さない形にする | 工具が定位置に無かった直がある | 次の直の始業が遅れ、その直の数が届かない | 単 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 製造作業者の独り立ち判定表 集計とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 一人で持ってよい場面 | 5件 | 準備・材料・数・自主検査・後始末の5場面は、一人で5直通して応援が要りませんでした。 | できている場面に付き添いを続けると、残り3場面に手をかける時間が無くなります。 |
| 6 | 付いていればできる場面 | 2件 | 手直しの判断と、交替の申し送りの2場面が付のまま残っています。 | 付のまま工程を持たせると、直せない物を自分で直そうとする形が残ります。 |
| 7 | 止める条件に当たった数 | 4件 | 数・自主検査・手直し・設備の4か所で、止める条件に当たった記録がありました。 | 止める条件に当たったまま日付を入れると、判定表が形だけのものになります。 |
| 8 | 自分で止めた回数 | 2回 | いつもと違う音に気づいて止めたのは3回のうち2回でした。1回は直の終わりまで流しています。 | 流す回が残ると、止まるまで作り続け、その直の分が全部だめになります。 |
| 9 | 配置からの日数 | 84日 | 配置から84日で、8場面のうち5場面が単になりました。残り3場面はまだ日数が要ります。 | 日数だけを見て判定すると、残っている場面が無いことにされます。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 製造作業者の独り立ち判定表 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|見つかったときに何をするかを決めるシートです。「気をつける」で終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 手直しの判断が付のまま残っている | 直せない物を置く場所を決めます。置き場所が無いと、手元で直そうとします。 | 工程内の分別の置き場 | 今週のうち | 次の5直で、直した跡のある物が0件になっているか |
| 6 | 異常に気づいたのに直の終わりまで流した | 止めた回を、生産の遅れとは切り離して扱います。止めにくくすると、次から流します。 | この表の設備の行 | 見つけたその日 | 次の1か月で、止めた回数が減っていないか |
| 7 | 申し送りで伝え忘れがあった | その直で変わったことを、数と一緒に書く欄を作ります。口だけの申し送りは、忙しい直に落ちます。 | 交替の申し送りの用紙 | 今週のうち | 次の20直で、伝え忘れの申告が0件になっているか |
| 8 | 人が抜けて判定を前倒しすることになった | 前倒しはせず、単になっていない場面を工程から外します。判定ではなく、任せる範囲を動かしてください。 | 工程の担当の割り振り | 直の割り振りを組む前 | 外した場面が、担当の割り振りにも反映されているか |
| 9 | 測らずに記録だけを書いていた | 測った値をその場で書く形に変えます。まとめて書く形だと、測らなくても書けてしまいます。 | 自主検査の記録の用紙 | 見つけたその日 | 次の50件で、記録と実物の抜き取りが合っているか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的な工程に一人で入れてよいかの判定をもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 特定の機械や作業には、特別教育や技能講習、就業の制限が労働安全衛生法に別に定めがあります。この表は社内で工程を任せる範囲を決めるための様式で、それらの要件を満たすかどうかを判断するものではありません。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 判定のものさし / 本体 / 集計とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 16KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 251KB |
| 更新日 | 2026-09-06 |
使い方
- 自社の工程の1直の流れに合わせて場面を書きます。工程が違えば1枚ずつ使ってください。
- 判定を止める条件の欄を先に埋めます。空欄のまま始めると、人が抜けた日に押し切られます。
- 付いて見る段階では、手直しが出た場面だけを書いてください。よかった所を並べても、次の手が出ません。
- 一人で持たせるときは、先輩を別の工程に立たせます。同じ工程にいると、呼ばずに済ませてしまいます。
- 同じ工程を一人で5直通して、応援が要らなかったら単にします。1直で通さないでください。
- 止める条件に1つでも当たっていれば、判定の日付を入れないでください。
カスタマイズ方法
- 多品種を扱う工場は、材料の受け入れの行を2行に分け、品種を切り替えた直を別に見てください。
- 交替制でない工場は、申し送りの行を、翌日の始業への引き継ぎに読み替えてください。
- 無人での運転がある工場は、設備の異常の行に、離れている間の確かめ方を足してください。
- 出荷まで自工程で見る工場は、手直しの行を2行に分け、出荷前の確認を別に見てください。
利用上の注意
- この表には、作業者の評価や賃金に関する内容を書かないでください。任せる範囲を決めるための表です。評価と混ぜると、止めた回を隠すようになります。
- 特別教育や技能講習が必要な作業は、この表とは別に、その修了を確かめてから任せてください。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-06)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
作業の認定が揃っていれば、工程も任せられるのでは?
別です。作業の認定は1つずつの動きを見るもので、この表は1直を通して持てるかを見るものです。お手本の作業者は、準備も材料も自主検査も単ですが、手直しの判断と申し送りが付のまま残っています。この2つは、作業ひとつずつの認定には出てきません。
人が抜けたとき、判定を早めてはいけませんか?
判定は動かさず、任せる範囲のほうを動かしてください。お手本では8場面のうち3場面が残っていますが、その3場面を担当の割り振りから外せば、残り5場面は一人で持てます。判定の日付を先に入れると、外す根拠が消えます。
「止」の段階は、全員に必要ですか?
必要です。お手本では、いつもと違う音に気づいた3回のうち1回は、直の終わりまで流していました。流した直の分は、全部だめになります。止めることを生産の遅れとして扱うと、次から流すようになるので、止めた回は遅れと切り離して記録してください。
測らずに記録だけ書く人がいます。
まとめて書く形をやめてください。お手本でも、測らずに記録だけを書いた回を止める条件に入れています。測った値をその場で書く形にすると、書くために測ることになります。記録と実物の抜き取りを突き合わせると、直っているかが確かめられます。