検査員力量認定製造品質管理限度見本

品質検査員の力量認定表(Excel・無料)

検査を任せる人について、検査の種類ごとに認定の条件と確かめ方を並べた認定表のお手本です。7つの検査を記入済みで、同じ製品を複数人が判定して結果が一致するかで力量を見る形にしてあります。編集用の空欄ファイルも付いています。

Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-05

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このシートは誰向けですか

  • 検査を任せる人を増やす品質管理の担当者
  • 流出した不良の原因を調べている製造の管理者
  • 判定が人によって違うと言われている検査の班長
  • 受入検査を作業者に任せ始めた工場の責任者

どのような場面で使いますか

検査を任せる人を増やすときと、流出した不良の原因が判定のばらつきにあると分かったときに使います。限度見本があっても、見る人が変われば判定は変わります。お手本では、同じ製品を2人が別々に判定して結果を突き合わせる方法を、認定の条件にしています。

含まれる項目

このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。

  • 検査員の力量(7行・6列の記入例つき)
  • 列は No/検査の種類/認定の条件/確かめ方/一致しなかった数/力量
  • 力量の定義 4段階(判定させない/判定した結果を見てもらう/一人で判定できる/判定の基準を決められる)
  • 使い方 6段階(そろえる/教える/突き合わせる/認定する/見直す/止める)
  • 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
  • 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
  • 合計欄は数式で入っているので、行を足し引きしても合計が付いてきます
  • お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります
シート使い方 / 判定のものさし / 本体 / 集計とよみ方 / 次の打ち手
マクロ使用していません
ファイルサイズお手本 約 15KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 251KB
更新日2026-09-05

使い方

  1. まず、自社が実際に行う検査の種類を書き出します。行わない検査の行は作らないでください。
  2. 良否の境目は、限度見本を並べて見せます。言葉だけで説明しないでください。「きれいかどうか」では判定できません。
  3. 認定は、同じ20個を2人が別々に判定して突き合わせます。数を減らさないでください。偶然の一致が混ざります。
  4. 20個中1個でも一致しなければ、可にしません。一致しなかった製品は、その場で2人で見て限度見本に追加します。
  5. 半年に1回、同じ方法でもう一度突き合わせます。認定は自動で続きません。
  6. 流出が出たら、その検査の認定を仮に戻します。人を責める前に、限度見本に無い形かどうかを見てください。

カスタマイズ方法

  • 取引先ごとに基準が違う工場は、検査の種類の行を取引先ごとに分けてください。同じ外観でも、通る基準が変わります。
  • 測定の道具を使う検査が多い工場は、道具の校正の状況を確かめる欄を足してください。校正が切れた道具では判定できません。
  • ISOの認証を受けている工場は、力量の要求事項に合わせて認定の条件を書いてください。表の形は変えなくて構いません。
  • 検査を交替で行う工場は、勤務帯ごとに突き合わせてください。照明の条件が昼と夜で変わる検査があります。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • この表は、検査を任せる範囲を社内で決めるための様式です。製品ごとに必要な検査の項目・記録の保存期間は、取引先との取り決めと適用される規格に従ってください。
  • 限度見本そのものの管理は、この表では扱いません。見本の登録と更新の様式は姉妹サイトの改善板にあります。
  • 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
  • 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
  • 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-05)をご確認ください。
  • 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。

よくある質問

限度見本があれば、認定は要りませんか?

要ります。限度見本は境目を示すものですが、見る人が変われば判定は変わります。お手本でも、色と光沢のむらで20個中3個が一致しませんでした。見本があることと、その見本どおりに判定できることは別です。

20個も突き合わせる時間が取れません。

減らすと、一致したのが偶然かどうかが分かりません。5個や10個だと、たまたま一致しただけの人を可にしてしまいます。時間が取れないときは、検査の種類を絞ってください。全部の検査を一度に認定する必要はありません。

なぜ半年でもう一度突き合わせるのですか?

目は慣れると境目が緩む方向へ動くからです。毎日同じ製品を見ていると、少しずつ「これくらいなら」が広がります。半年に1回、班長と突き合わせて、一致しなかった数が前回より増えていないかを見てください。

流出が出たときに、検査員を責めてよいですか?

先に限度見本を見てください。お手本の打ち手にも「人を責める前に、限度見本に無い形かどうかを見ます」と書いてあります。見本に無い形なら、それは判定の失敗ではなく、基準が足りていません。その形を見本に追加すれば、次からは全員が止められます。