フィードバック人事評価記録記入例面談
フィードバック記録シート(Excel・無料)
日々その場で伝えた良かった点と直してほしい点を、あとから辿れる形で残すお手本です。3か月分の10件を記入済みで、期末の評価の根拠にそのまま使える形にしてあります。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-04
上のボタンから、メールアドレスと6つの質問にご回答ください。ダウンロードリンクをすぐにお送りします。
ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- 評価面談で根拠になる場面が思い出せない管理職
- 同じ指摘を何度もしている自覚がある上司
- 評価が直近1か月の印象で決まっている状態を直したい人事担当者
- 部下が多くて記憶が追いつかない部署の責任者
どのような場面で使いますか
期末の評価面談で「根拠になる場面が思い出せない」ことをなくすために使います。お手本では、同じ指摘を2回した記録を残してあり、繰り返しの指摘をどう扱うかまで書いています。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- フィードバックの記録(10行・6列の記入例つき)
- 列は 日付/種類/場面(何があったか)/伝えた言葉/本人の反応/評価項目
- 種類の定義 4段階(その場でよかったこと/直してほしいこと/聞いたこと/頼んだこと)
- 使い方 5段階(伝える/書く/見る/使う/渡す)
- 進み方とよみ方 5件(数だけでなく、そこから読めることまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(そのときに何をするか)
- 印刷範囲とページの区切りを設定済み
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | フィードバック記録シート 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|フィードバック記録シートを、誰がいつ書いて何に使うかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | 伝える | その場で | 上司 | 気づいたその日のうちに本人へ言う。**ためない** | フィードバックの記録 |
| 6 | 書く | その日のうち | 上司 | 1行で書く。日付・種類・場面・伝えた言葉の4つだけ | フィードバックの記録 |
| 7 | 見る | 毎月 | 上司 | 同じ指摘を繰り返していないかを見る | 進み方とよみ方 |
| 8 | 使う | 期末 | 上司 | 評価面談 準備シートの「根拠」の欄へ写す | 評価面談 準備シート |
| 9 | 渡す | 異動のとき | 前任 → 後任 | 記録を渡す。行動の記録なので、人物評にはならない | 次の打ち手 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | フィードバック記録シート 見るところ | |||
| 2 | 育成板|その場で伝えることは4種類です。**「直してほしい」だけを記録すると、期末に指摘だけが並びます。** | |||
| 3 | ||||
| 4 | 種類 | 何を見るか | どういう状態か | どう確かめるか |
| 5 | 良 | その場でよかったこと | 狙いどおりにできた行動。伝えないと本人は気づかない | その日のうちに伝えたかで見る。あとからまとめて言わない |
| 6 | 直 | 直してほしいこと | やり方や結果に問題があった行動。事実を先に言う | 人ではなく行動を指したかで見る。「雑だ」ではなく「確認を飛ばした」 |
| 7 | 問 | 聞いたこと | 本人の判断の理由を聞いた。指摘ではない | 答えを聞く前に決めつけていないかで見る |
| 8 | 依 | 頼んだこと | 新しく任せた仕事や役割。期待として伝えたもの | 何をいつまでにかが言えたかで見る |
| A | B | C | D | E | F | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | フィードバック記録シート フィードバックの記録 | |||||
| 2 | 育成板|3か月分の10件の記入例です。同じ指摘を2回した記録も残してあります。 | |||||
| 3 | ||||||
| 4 | 日付 | 種類 | 場面(何があったか) | 伝えた言葉 | 本人の反応 | 評価項目 |
| 5 | 2026-05-20 | 良 | 納期に間に合わない見込みを、3日前に報告してきた | 早く言ってくれたので客先に手が打てた、と伝えた | 「言いにくかったが早いほうがよいと思った」 | 報告と相談 |
| 6 | 2026-06-02 | 直 | 請求書を出す前の見直しを飛ばして、金額の誤りが1件出た | 見直しの手順を飛ばした事実を指摘。忙しさの話には触れなかった | 「飛ばした自覚はある」 | 正確さ |
| 7 | 2026-06-10 | 依 | 山本の指導役を頼んだ | 3か月で受注入力を1人でできる状態にしてほしい、と伝えた | 「やってみます」 | 後輩への指導 |
| 8 | 2026-06-24 | 問 | 返品の処理で、通常と違う判断をしていた | なぜその判断にしたのかを聞いた。指摘はしていない | 「客先の事情を聞いていたので、そちらを優先した」 | 改善への取り組み |
| 9 | 2026-07-03 | 良 | 返品処理の手順を自分で作って共有した | 手順が残ると次の人が助かる、と伝えた | 「作りながら自分でも整理できた」 | 改善への取り組み |
| 10 | 2026-07-15 | 良 | 山本が受注入力を1人で担当できるようになった | 教え方が具体的だった、と本人に伝えた | 「教えるのは勉強になった」 | 後輩への指導 |
| 11 | 2026-08-05 | 直 | 出荷指示の確認を飛ばして、誤出荷が1件出た | **6月と同じで、確認を飛ばしている**ことを指摘した | 「忙しい日に飛ばす癖がある」 | 正確さ |
| 12 | 2026-08-19 | 依 | 返品処理の手順の見直しを頼んだ | 作ってから3か月経つので、使ってみて直したい点を反映してほしい | 「見直していなかった」 | 改善への取り組み |
| 13 | 2026-09-02 | 直 | 請求の誤りが1件。確認の手順は通していたが、元データが古かった | 手順は通っていたので、手順そのものを直す必要があると伝えた | 「手順に元データの確認が無かった」 | 正確さ |
| 14 | 2026-09-16 | 良 | 新規1件を、値引きの範囲内で自分で受注した | 判断が自分でできるようになった、と伝えた | 「範囲が分かっていたので迷わなかった」 | 目標の達成 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | フィードバック記録シート 進み方とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|回数や件数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 良と直の比 | 5対3 | 良が5件、直が3件です。指摘だけが並ぶ状態にはなっていません。 | 直だけを記録すると、期末に指摘の一覧ができます。本人に見せられない記録になります。 |
| 6 | 同じ指摘を繰り返した件数 | 2件 | 6/2と8/5に「確認を飛ばした」で同じ指摘をしています。9/2は原因が違いました。 | 同じ指摘を3回すると、本人ではなく仕組みの問題です。手順そのものを直す必要があります。 |
| 7 | 評価項目がひも付いた件数 | 10件中10件 | 全件に評価項目が入っています。期末にそのまま根拠として使えます。 | 評価項目がひも付いていないと、期末に「どの項目の話だったか」を思い出すことになります。 |
| 8 | 1か月あたりの件数 | 約3件 | 3か月で10件です。気づいたときだけ1行という運用で、続けられている量です。 | 月に10件を超えると続きません。逆に月1件以下だと、期末に根拠が足りません。 |
| 9 | 伝えた当日に書いた件数 | 10件中10件 | 全件、その日のうちに書いています。あとからまとめて書いたものはありません。 | あとからまとめて書くと、印象に残った件だけが残ります。良かったことが落ちます。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | フィードバック記録シート 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|面談で見つかったときに何をするかを決めるシートです。話しただけで終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 直の記録ばかりになっている | 良を意識して記録します。良と直が同じくらいになるのが目安です。指摘だけの記録は本人に見せられません。 | このシートの種類の欄 | 毎月 | 直近1か月で、良の件数が直の件数以上あるか |
| 6 | 同じ指摘を3回している | 本人ではなく仕組みを疑います。手順そのものに抜けがある可能性が高いです。 | 作業の手順書 | 3回目の指摘のとき | 手順そのものを直したか、直せない理由が説明できるか |
| 7 | あとからまとめて書いている | その日のうちに1行だけ書く形に変えます。まとめて書くと、印象に残った件だけが残ります。 | このシート | 今週から | 記録の日付と、書いた日が同じになっているか |
| 8 | 評価項目がひも付いていない | 人事評価シートの項目名をそのまま使います。期末に写すときに、どの項目の話か分からなくなります。 | 人事評価シート(記入例) | 記録するとき | 全件に評価項目が入っているか |
| 9 | 月1件以下しか記録が無い | 見ていないか、伝えていないかのどちらかです。期末に根拠が足りず、印象で評価することになります。 | このシート | 毎月 | 月に2件以上の記録があるか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的なその場で伝えたことを残すをもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 記録は本人に見せられる書き方にしてください。人物評は書かないでください。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 見るところ / 本体 / 進み方とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 15KB / 編集用 約 14KB / PDF 約 253KB |
| 更新日 | 2026-09-04 |
使い方
- まず「伝えることの種類」シートで、良・直・問・依の4つを確認します。**直だけを記録すると、期末に指摘の一覧ができます。**
- 気づいたその日のうちに本人へ伝えます。ためてまとめて言うと、本人はいつのことか分かりません。
- その日のうちに1行書きます。日付・種類・場面・伝えた言葉の4つだけです。長く書くと続きません。
- 評価項目をひも付けます。人事評価シートの項目名をそのまま使ってください。
- 毎月見返して、**同じ指摘を繰り返していないか**を確かめます。3回目は仕組みの問題です。
- 期末に、評価面談 準備シートの「根拠」の欄へ写します。日付の入った場面がそのまま使えます。
カスタマイズ方法
- 部下が10人を超える管理職は、1人1枚ではなく1枚に全員を並べ、氏名の列を足してください。
- 評価項目を使っていない会社は、評価項目の列を「分類」にして、自社の言葉で分けてください。
- 交替制で上司が毎日会わない職場は、班長にも記録してもらってください。上司だけだと件数が足りません。
- 記録を本人と共有する会社は、共有の範囲を先に決めてください。共有すると決めたら、書き方も変わります。
- 直の件数が多い時期(新人の受け入れ直後など)は、その時期だけと分かるように区切りを入れてください。
利用上の注意
ご利用の前にお読みください
- この記録は本人に見せられる書き方にしてください。人物評(性格や態度の決めつけ)は書かないでください。行動と事実だけを書きます。
- 記録を評価の根拠に使う場合は、本人がその場でフィードバックを受けていることが前提です。伝えていない内容を記録して評価に使わないでください。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-04)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
毎日書くのは続きません
毎日書く必要はありません。お手本は3か月で10件、月に約3件です。気づいたときだけ1行です。月10件を超えると続かず、月1件以下だと期末に根拠が足りません。
良かったことも記録するのですか?
記録してください。直だけを残すと、期末に指摘の一覧ができ、本人に見せられない記録になります。お手本では良5件・直3件で、良のほうが多くなっています。
同じ指摘を何度もしてしまいます
3回目は本人ではなく仕組みの問題です。お手本では、確認を飛ばす指摘を2回したあと、3回目に原因が手順そのものの抜けだと分かりました。回数を数えていないと、この切り替えができません。
評価にそのまま使えますか?
使えます。日付の入った場面がそのまま評価面談 準備シートの「根拠」の欄に写せます。ただし、**本人がその場でフィードバックを受けていること**が前提です。伝えていない内容を記録して評価に使わないでください。