乳児保育の習得確認表(Excel・無料)
0歳児から2歳児のクラスで行う保育について、場面ごとに手順と、手を止める合図を並べた確認表のお手本です。場面を7つ記入済みで、月齢によって変わる見方と、目を離してよい時間の考え方まで書いてあります。編集用の空欄ファイルも付いています。
Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-09-05
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ご回答は、次に作るテンプレートを決める材料にしています。
このシートは誰向けですか
- 幼児から乳児のクラスへ職員を移す園長
- 乳児クラスの指導を任された担任
- 0歳児の受け入れを始めた園の主任保育士
- 乳児の担当が特定の職員に固定されている園の責任者
どのような場面で使いますか
幼児のクラスを担当していた職員が、乳児のクラスへ移るときに使います。同じ保育士でも、乳児で見るものは幼児とまるごと違います。お手本では、月齢によって変わる場面を分け、口に入れる・寝返る・つかまり立ちといった動きの出はじめに気づけるかを判定の対象にしています。
含まれる項目
このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。
- 乳児保育の習得(7行・6列の記入例つき)
- 列は No/保育の場面/手順と見る位置/手を止める合図/起きやすいこと/習得
- 習得の定義 4段階(まだ入っていない/担任がいればできる/一人でできる/変化に気づける)
- 使い方 6段階(そろえる/見せる/やらせる/離れて見る/数える/見直す)
- 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
- 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
- 印刷範囲とページの区切りを設定済み
- お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル
Excel画面のプレビュー
お手本のExcelを、シートごとにそのまま表示しています。5枚すべて見られます。伏せている箇所はありません。
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 乳児保育の習得確認表 使い方 | ||||
| 2 | 育成板|乳児保育の習得確認表を、誰がいつ書いて誰が判断するかを決めるシートです。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 段階 | 時期 | 進めるのは誰 | やること | 使うシート |
| 5 | そろえる | 移る前 | クラスの担任 | 受け持つ月齢に合わせて場面を選ぶ | 乳児保育の習得 |
| 6 | 見せる | 移った初日 | クラスの担任 | 場面ごとに手順と、見る位置を実際にやってみせる | 乳児保育の習得 |
| 7 | やらせる | 見せた次の日 | クラスの担任 | 横に付いて行わせ、気づけなかった変化を書く | 乳児保育の習得 |
| 8 | 離れて見る | 移って2週間 | クラスの担任 | 離れた位置から見て、手順の抜けを書く | 判定のものさし |
| 9 | 数える | 月に1回 | 主任保育士 | 付のまま残っている場面と、伝えられた変化の数を見る | 集計とよみ方 |
| 10 | 見直す | 月齢が上がったとき | クラスの担任 | 場面の手順を書き換え、クラスの全職員へ回す | 次の打ち手 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 乳児保育の習得確認表 判定のものさし | |||
| 2 | 育成板|習得は4段階で見ます。手順を追えるかではなく、動きが変わった日に気づけるかで分けます。乳児は昨日できなかったことを今日します。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 習得 | 呼び方 | この状態が見えていれば通す | その線をどう引くか |
| 5 | 未 | まだ入っていない | 乳児のクラスに入った日数が少なく、場面を見ていない | その場面に立ち会った日が無ければ未 |
| 6 | 付 | 担任がいればできる | 手順は追えるが、いつもと違う動きに気づかない | 動きの変化を担任が先に見つけた場面があれば付のまま |
| 7 | 可 | 一人でできる | 担任が離れている時間でも、同じ手順で進められる | 離れて見ていた日が2日続いて、抜けが無かったかで見る |
| 8 | 気 | 変化に気づける | 月齢の変化や体調の違いを見つけて、担任へ伝えられる | 伝えた内容が記録として残っているかで見る |
| A | B | C | D | E | F | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 乳児保育の習得確認表 乳児保育の習得 | |||||
| 2 | 育成板|0歳児と1歳児のクラスがある園の記入例です。手を止める合図の欄を空欄にしないでください。 | |||||
| 3 | ||||||
| 4 | No | 保育の場面 | 手順と見る位置 | 手を止める合図 | 起きやすいこと | 習得 |
| 5 | 1 | 受け入れと視診 | 保護者の前で、顔と手足を見て、変わりがないかを確かめる | 普段と違う泣き方、機嫌の落ち方 | 受け入れを急ぎ、変わりに気づかない | 可 |
| 6 | 2 | 授乳とミルク | 抱く角度を保ち、飲み終わりまで手を離さない | むせた、飲むのが途中で止まった | 寝かせたまま飲ませて、むせる | 付 |
| 7 | 3 | 離乳食の介助 | 一口の大きさと固さを月齢に合わせ、飲み込みを確かめる | 口に残っている、飲み込む動きが見えない | 前の月齢のまま与え、詰まらせる | 付 |
| 8 | 4 | 寝返りとうつぶせ | 寝返りが出た子は、寝ている間の向きを繰り返し直す | うつぶせのまま動かない、顔が沈んでいる | 寝返りが出たことに気づかず、そのままにする | 可 |
| 9 | 5 | 口に入れる時期の見守り | 床とおもちゃの大きさを毎朝確かめ、小さい物を出しておく | 口へ運ぶ動きが増えた、拾って口へ入れた | 小さい部品が落ちていて、口に入れる | 可 |
| 10 | 6 | つかまり立ちと転倒 | 高さのある物を壁際へ寄せ、床の物を減らす | 立ち上がる動きが出た、伝い歩きを始めた | 立ち始めた子が、家具の角に頭を打つ | 付 |
| 11 | 7 | おむつ交換と着替え | 台の上で手を離さず、必要な部分だけを出す | 皮膚の赤み、いつもと違うにおい | 台の上で手を離し、転落する | 可 |
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 乳児保育の習得確認表 集計とよみ方 | |||
| 2 | 育成板|数を出して終わりにしないためのシートです。その数から何が読めるかまで書きます。 | |||
| 3 | ||||
| 4 | 見るところ | 数 | この数から読めること | 放っておくとどうなるか |
| 5 | 習得が付の場面 | 3件 | 授乳・離乳食・つかまり立ちの3つです。どれも月齢が変わると手順が変わる場面です。 | 付のまま一人にすると、月齢が上がった日に前のやり方が続き、詰まらせるか転ばせます。 |
| 6 | 習得が可の場面 | 4件 | 受け入れ・寝返り・口に入れる時期・おむつ交換は、離れて見ていても抜けがありませんでした。 | できている場面まで横に付いていると、月齢で変わる3場面に立ち会えません。 |
| 7 | 習得が気の場面 | 0件 | 7場面とも、変化を見つけて伝える段階には至っていません。気づくのは担任だけです。 | 気づける職員が担任だけだと、担任が休んだ日に動きの変化が見過ごされます。 |
| 8 | 手を止める合図が空欄の場面 | 0件 | 7場面すべてに合図が書かれています。ここが空欄だと、手順を最後まで進めることが目的になります。 | 合図が無いと、むせても離乳食を最後まで食べさせることになります。 |
| 9 | 月齢で変わる場面 | 3件 | 授乳・離乳食・つかまり立ちが、月齢で手順の変わる場面です。ここを毎月見直しています。 | 見直さないと、半年前の月齢の手順のまま保育が続きます。 |
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 乳児保育の習得確認表 次の打ち手 | ||||
| 2 | 育成板|見つかったときに何をするかを決めるシートです。「気をつける」で終わらせないために置いています。 | ||||
| 3 | |||||
| 4 | 見つかった状態 | やること | 使うもの | いつまでに | 確かめ方 |
| 5 | 月齢が上がったのに手順が変わっていない | 場面の手順を書き換え、クラスの全職員へ回します。担任だけが知っている状態にしないでください。 | この表の手順と見る位置の欄 | 月齢が上がった月のうち | 書き換えた内容を、全職員が読んだ記録があるか |
| 6 | 寝返りが出たことに気づかなかった | その日から寝ている間の向きを直す手順に変えます。気づくのが遅れると、うつぶせのまま時間が過ぎます。 | この表の寝返りの行 | 見つけたその日 | 寝ている間の記録に、向きを直した記載があるか |
| 7 | 授乳中にむせた | 抱く角度と、飲み終わりまで手を離さない手順をやり直させます。寝かせたまま飲ませていないかを見ます。 | この表の授乳の行 | 見つけたその日 | やり直したあとの授乳で、角度が保たれているか |
| 8 | 床に小さい物が落ちていた | 毎朝の確認を、掃除ではなく点検として行う手順にします。掃除のついでにすると見落とします。 | この表の口に入れる時期の行 | 見つけた週のうち | 毎朝の確認が、掃除と別の時間に行われているか |
| 9 | 乳児の担当が特定の職員に固定されている | 幼児クラスの職員を1人選び、この表で移す準備を始めます。固定したままだと、その人が休んだ日に回りません。 | この表を1枚 | 半期に1回 | 選んだ職員が、乳児クラスに入った日があるか |
| 10 | |||||
| 11 | 利用上の注意 | ||||
| 12 | この様式に記入されている内容は、一般的な0歳児から2歳児の保育の習得をもとに作成した例です。法令で定められた様式ではありません。 睡眠中の安全、食物アレルギーへの対応、誤嚥や窒息の防止については、国のガイドラインと自治体の定めがあります。この表は社内で保育の習得を確かめるためのもので、ガイドラインにもとづく記録の代わりにはなりません。 賃金・処遇に反映する場合は、就業規則および賃金規程に定めた手続きに従ってください。 作成・更新:育成板(SYOJIN / 商陣 https://syojin.com info@syojin.com) | ||||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります |
| シート | 使い方 / 判定のものさし / 本体 / 集計とよみ方 / 次の打ち手 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | お手本 約 15KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 257KB |
| 更新日 | 2026-09-05 |
使い方
- まず、受け持つ月齢に合わせて場面を選びます。そのクラスに無い場面の行は作らないでください。
- 手を止める合図の欄を空欄にしないでください。空欄だと、手順を最後まで進めることが目的になります。
- 移った初日は、担任が手順と見る位置を実際にやってみせます。座って説明するだけにしないでください。
- 横に付いて行わせ、気づけなかった変化を書きます。担任が先に見つけた場面が残るうちは付のままです。
- 離れた位置から見る日を2日作ります。近くにいると、本人が意識して普段の動きが見えません。
- 月齢が上がったら、その場面の手順を書き換えてクラスの全職員へ回します。担任だけが知っている状態にしないでください。
カスタマイズ方法
- 0歳児のみのクラスがある園は、場面を月齢の帯ごとに分けてください。生後6か月と11か月では別の保育になります。
- 2歳児まで見る園は、トイレの練習の行を足してください。乳児と幼児の間にある場面です。
- 小規模の事業所は、異年齢が同じ部屋にいる場面の行を足してください。年上の子の動きが乳児の事故につながります。
- 一時預かりを行う園は、その日だけ来る子の受け入れの行を分けてください。普段の様子を知らないまま見ることになります。
利用上の注意
- この表は、社内で保育の習得を確かめるための様式です。睡眠中の安全・食物アレルギー・誤嚥の防止について国のガイドラインと自治体の定めがあり、それらにもとづく手順と記録は別に整えてください。
- この表に園児の氏名・月齢・発達の状況を書かないでください。書くと要配慮個人情報を含む書類になり、職員の育成に使えなくなります。
- 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
- 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
- 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-09-05)をご確認ください。
- 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
幼児のクラスの経験があれば、乳児も見られますか?
別に確かめてください。同じ保育士でも、乳児で見るものは幼児とまるごと違います。お手本では、幼児クラスから移った職員が、授乳・離乳食・つかまり立ちの3場面で付のまま残りました。どれも月齢によって手順が変わる場面です。
なぜ「変化に気づけるか」を段階に入れるのですか?
乳児は昨日できなかったことを今日するからです。寝返りが出た日に気づかないと、うつぶせのまま時間が過ぎます。つかまり立ちが出た日に気づかないと、家具の角が危険になります。手順を守ることと、変化に気づくことは別の力です。
月齢が上がるたびに書き換えるのですか?
手順が変わる場面だけ書き換えてください。お手本では授乳・離乳食・つかまり立ちの3場面がこれにあたります。大事なのは、書き換えた内容をクラスの全職員へ回すことです。担任だけが知っている状態が、いちばん事故に近くなります。
乳児の担当が同じ職員に固定されています。
半期に1回、幼児クラスの職員を1人選んで移す準備を始めてください。固定したままだと、その人が休んだ日にクラスが回りません。お手本の打ち手にも、選んだ職員が乳児クラスに入った日があるかを確かめる形で書いてあります。