FDEヒアリングシート業務ヒアリング要件定義フォワードデプロイドエンジニア

FDEの業務ヒアリングシート(Excel・無料)

FDE(フォワードデプロイドエンジニア)が顧客の現場に入った最初の2週間で、聞くこと・見ることを日ごとに並べた業務ヒアリングシートです。聞いた答え・分かった課題・次に確かめることを1行ずつ書き、状態を4つで管理します。食品卸の会社の出荷業務に入ったFDE(架空)の10日ぶんを記入済み。編集用の空欄ファイルも付いています。

Excel(エクセル)形式 / PDF対応 / 更新日 2026-10-20

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このシートは誰向けですか

  • 初めて顧客の現場に入るFDEと、その候補のエンジニア
  • FDEを現場に送り出す前に、聞く順番をそろえたい開発部門のマネージャー
  • 社内の業務部門に入ってDXを進める情報システム部門の担当者
  • FDEに業務を見てもらう側になる、顧客企業の現場の責任者

どのような場面で使いますか

FDEが顧客の現場に入る前に聞く順番を決めるときと、入ってから毎日の聞き取りを残すときに使います。FDEの仕事は、最初の2週間で何を解くかが決まります。頼まれた機能をそのまま作り始めると、本当の困りごとを外したまま進みます。お手本では、聞き取りでは出なかった手間を、横で作業を見て見つけています。

含まれる項目

このExcelには、次の内容が記入済みで入っています。自社に不要な項目は削除して構いません。

  • 業務ヒアリング(11行・7列の記入例つき)
  • 列は 日/聞く・見ること/相手/聞いた答え・見たこと/分かった課題/次に確かめること/状態
  • 状態の定義 4段階(裏が取れた/聞いたが確かめていない/人によって答えが違う/まだ聞いていない)
  • 使い方 6段階(聞く順番を決める/聞いて書く/横で見る/読み返す/並べる/決める)
  • 集計とよみ方 5件(数だけでなく、放っておくとどうなるかまで記入済み)
  • 次の打ち手 5件(いつまでに・何で確かめるかつき)
  • 印刷範囲とページの区切りを設定済み
  • お手本(記入済み)と編集用テンプレートの2ファイル

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) 2ファイル(お手本・編集用) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4。シートごとに印刷でき、全部で5枚になります
シート使い方 / 判定のものさし / 本体 / 集計とよみ方 / 次の打ち手
マクロ使用していません
ファイルサイズお手本 約 17KB / 編集用 約 15KB / PDF 約 548KB
更新日2026-10-20

使い方

  1. 現場に入る前に、聞く・見ることと相手を10日ぶん入れます。目的・決める人・1日の流れ・例外・過去に試したこと・決まりごとの順に聞くと、抜けが出にくくなります。
  2. 聞いた答えは、その日のうちに書きます。相手の言葉はなるべくそのまま残し、自分の解釈は「分かった課題」の欄に分けて書きます。
  3. 3日目までに一度は、担当者の作業を横で見ます。聞き取りでは出ない手間が、ここで見つかります。
  4. 翌朝に相手へ読み返し、状態を4つから選びます。状態はプルダウンで選べます。
  5. 9日目に、食違いと裏待ちの行を上長と一緒に見ます。
  6. 10日目に、最初に解く課題と、良くなったと言える数字を顧客の責任者と決めます。

カスタマイズ方法

  • 社内の業務部門に入る場合は、相手を「利用部門の課長・担当者」と「情報システム部門」に読み替えてください。聞く順番はそのまま使えます。
  • 現場に週2日しか入れない場合は、10日ぶんを5週に分けます。横で見る行だけは、最初の週に入れてください。
  • 自社の製品を入れる案件では、「これまでに試したこと」の行に、他社の製品を使っていたかを足します。
  • 聞く相手が多い案件は、相手の列を部署と名前の2列に分けると、あとで並べ替えやすくなります。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このシートは、FDEが現場の業務を聞き取り、最初に解く課題を決めるための様式です。記入例は架空の会社と人のものです。
  • 顧客の個人情報や取引先の情報を書くときは、顧客との契約で決めた扱いに従い、社外の共有の場所に置かないでください。
  • 掲載している内容は、一般的なOJT・研修・スキル管理・評価の業務をもとに作成した参考例です。法令で定められた様式ではありません。
  • 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
  • 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-10-20)をご確認ください。
  • 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。

よくある質問

FDEのヒアリングでは、最初に何を聞きますか?

最初に聞くのは、取り組みを始めた理由と、終わったときに何が変わっていればよいかです。作ってほしい機能から聞くと、手段の話から始まり、本当の困りごとが後回しになります。2番目に、関わる人と決める人を聞きます。

2週間も聞き取りに使う余裕がありません。

毎日1〜2時間の聞き取りと、半日の同席で十分です。残りの時間で試作を始めてもかまいません。大事なのは、10日目に「最初に解く課題」と「良くなったと言える数字」を顧客と決めることです。そこが決まらないまま作るほうが、作り直しで時間がかかります。

聞いた答えと、見た作業が違うときはどうしますか?

見た作業のほうを正として書き、聞いた答えも消さずに残します。担当者は、毎日当たり前にやっている手作業を口に出さないことが多いです。違いは責めずに、「こういう作業もあるのですね」と確かめてください。

顧客の部長と現場の担当者で言うことが違います。

状態を「食違い」にして、両方の答えを並べます。どちらが正しいかを決める前に、数字で確かめられる記録を担当者に頼みます。お手本では、指示書の作り直しの回数を1週間数えてもらい、2人に並べて見せる段取りにしています。